No.8947 【蒸機の時代】No.105 特集 C59 その全盛時代へ
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-09-18 23:42:34  
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株式会社エリエイ
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とれいん11月号増刊 季刊“蒸機の時代”2026秋号 No.105


編集統括 : 林 嶢
編集   : 福田静二
考証補佐 : 前里 孝
装幀,レイアウト: 前里規子

発 行 日: 2026年11月1日
発 行 人: 平井憲太郎
発 行 所: 株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン
       http://www.etrain.jp
       雑誌06760−11
印刷・製本: 昭栄印刷株式会社
定   価: 定価3,850円[本体3,500円](税10%)

目次

特集 C59 その全盛時代へ

巻頭言                          4

C59に再会する旅へ
        山科・湖東線から山陽,九州へ 佐竹保雄  5
わがC59紀行
    東北で撮り,山陽を巡り,九州で締める 早川昭文 19

Gallery
 山陽路を巡って               中馬忠夫 28
東北のC59
 仙台以南の活躍の足跡をたどる        大山 正 36

〈カラーページ〉
田原坂の秋 熊本区のC59が往く        村樫四郎 47
小さな峠を越え平野を走る
 亀山のC57,最後の働き場所 紀勢本線 亀山一多気
                       少菅一己 55

〈連載〉京都から煙を追いかけて(5)
 京都から西へ聖地への旅〜布原,新見,呉,糸崎〜
                      芝山喜久男 63

白井昭さん 蒸機の記憶B
 名古屋鉄道 名古屋の片隅で              70

連載 C51コレクション
 その風格を語り継ぐ(6)          中島忠夫 76

巻頭言
東海道,山陽本線用の強力機C59形が昭和16/1941年汽車会社で誕生しました.以後,昭和20/1945年まで川崎車輛,日立製作所と3社で合計173輛製造され,東海道,山陽(呉線を含む),東北,鹿児島本線で活躍していました.汽車会社で製造されたC59 1は製造番号2,000号で,今でも九州鉄道記念館に準鉄道記念物として保存されています.本来C59 1の製造番号は1993号なのですが当時蒸気機関車は続々と製造されており,2,000号も間近であることから,この2,000号が採用されることになったようです(注).
 C59は2−C−1のパンパシフィック形として国鉄最後の蒸
気機関車ですがC51,C54,C55,C57に劣らない美しい形態であったともいえます.C51とともに御召用機関車として度々使用されているのも,その美しさゆえのことでしょう.今号はそのC59の特集です.蒸機列車が輝いていた東海道,山陽本線のC59,特に京都駅の御召列車に目が惹かれます.東北時代のC59は見る機会が少なかっただけに早川,大山両氏の寄稿に感謝する次第です.また鹿児島本線田原坂を行く個性派揃いの熊本区のC59も見逃すことができません.山陽本線電化後,呉線に残った3輛のC59が瀬戸内海に沿って走る姿を追って,多くのファンが訪れたのがつい最近のように思い出されます.
 C59に限らず蒸機の聖地を幾度も訪れた方も多いことでしょう.その聖地も今はどうなっているのでしょうか.
 白井さんの“蒸機の記憶”も貴重な記録として今後も楽しみの一つとしてご覧いただければ幸いです.
 最後に“大正の名機C51コレクション”今回で最後となりましたが,C59とともに美しい形態のC51を,今一度振り返ってご覧いただければうれしい限りです.

 (注)鉄道図書刊行会“日本蒸気機関車 特集集成”を,参考にさせていただきました.


 林 曉 “蒸機の時代”編集長


あとがき

東海道・山陽本線の急行列車牽引用として,昭和16/1941年から製造されたのがC59でした.3シリンダーのC53を上回る性能を持つ2シリンダー機として,戦前製の100輛が製造され,戦後も旅客用機関車の補充として製造されました.製造所の割り当てが途中で中止になり,欠番が生じたものの,構造を異にする戦前,戦後製を合わせて173輛が製造され,東海道・山陽本線,その後は,東北・鹿児島本線にも活路を広げることとなります.ところが,幹線用であるがゆえ電化が促進されて,軸重改造されたC60形を除き,大半のC59は転用先も限定され急激に減少していきます.昭和40/1965年の25輛在籍が,翌昭和41/1966年には呉線用に糸崎区の3輛のみとなります.
 呉線の3輛に接するだけで,幹線で優等列車を牽くC59の姿を見ることが叶わなかったのが,本誌読者の平均像ではないかと思います.かく言う私も,東北本線や鹿児島本線での活躍には間に合いませんでした.“呉線以外のC59を見てみたい”,これが今号企画の趣旨となりました.さいわいC59のいちばん華やかな時代を,ベテランファンの皆さんによって,誌上で再現していただくことができました.東海道・山陽本線をはじめ幹線で優等列車を牽くシーンを見ると,C59こそ,日本を代表する蒸機だと改めて思うようになりました.
 また6回にわたってC51形の1輛ごとの写真・略歴を掲載しました.戦時中の供出や,早期の廃車機もあって,全機の掲載は叶いませんでしたが,蒸機の写真をゆったり楽しんでいただく本誌の趣旨とは対照的な,一輛ごとの形式写真集とすることができました.こんな企画も“蒸機の時代”ならではと思っています.また新たな企画でお目に掛かりたいと存じます.
 (福田静二)


蒸機の時代 No.105 機関車番号索引
形式・番号    ページ

日本国有鉄道
C57 110   60
C57 121   57
C57 146   56,57
C57 148   55
C57 198   61
C58形      65
C58 172   3,66
C58 175   65
C58 207   64
C59形      83
C59 1     3,16,25,54
C59 5     6,7
C59 9     9
C59 11    40
C59 12    表紙,5,13,29
C59 16    36, 42
C59 11    37
C59 19    27
C59 28    15
C59 31    47,51,裏表紙
C59 33    48
C59 39    41
C59 42    35
C59 44     8
C59 53    21
C59 56    22
C59 57    15
C59 66    29
C59 75    38,41
C59 79    12,34
C59 89    39
C59 90    20,43,46
C59 91    40,41
C59 92    42
C59 95    18,50
C59 98    13
C59 99    23
C59 102   32
C59 103   31
C59 107   3
C59 108   10,17
C59 109   14
C59 115   7
C59 119   28
C59 124   26
C59 126   10
C59 127   8
C59 129   30,52
C59 130   11
C59 159   12
C59 160   4
C59 161   22,64,68,69
C59 162   33
C59 164   69
C59 176   19,20,43,44,45
C59 190   21
C59 191   22
C59 194   3
C59 196   24
C60 2     42
C61 10    37
C61 15    40,46
C61 28    46
C62形      67
C62 23    68
C62 28    表紙
C62 37    68
C62 39    42
D51形      58,63,64
D51 438   65
D51 473   66
D51 481   3
D51 488   66
D51 614   59
D51 761   67
D51 794   62
D51 837   65
D51 838   66
D51 841   57
D51 860   3
D51 869   66
DE10 1041 66
DF50 13   58
ED45 21   42

名古屋鉄道
13号機      70・71・72
709号機     73・74・75

C51コレクション(6)
C51 248   76
C51 249   76
C51 250   76
C51 251   76
C51 252   76
C51 253   76
C51 254   77
C51 255   77
C51 256   77
C51 257   77
C51 258   77
C51 259   77
C51 260   78
C51 261   78
C51 262   78
C51 263   78
C51 264   78
C51 265   78
C51 266   79
C51 267   79
C51 268   79
C51 269   79
C51 270   79
C51 271   79
C51 272   80
C51 273   80
C51 274   80
C51 275   80
C51 276   80
C51 278   3,80
C51 279   81
C51 281   81
C51 282   81
C51 283   81
C51 284   81
C51 285   81
C51 286   82
C51 287   82
C51 288   82
C51 289   82
C51 133   82
C51 246   82
撮影日: 1961年09月28日
撮影場所: 表紙写真 広島第二機関区
キャプション: 煙が立ち昇る機関区,整備を終えた山陽路の両雄が並び,朝の光に輝く.さらにその背後にも….私はC59の優美なスタイルに心を奪われた  中島忠夫
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