No.5879 【JR西ホテルズ】全8ホテルにキャッシュレス決済サービスを導入
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-03-02 00:13:13  
News Release                     JR西日本ホテルズ
                              2019年2月28日


             JR西日本ホテルズ
     全8ホテルに新たなキャッシュレス決済サービスを導入

〜3月1日、「Alipay(アリペイ)」と「WeChat Pay(ウィチャットペイ)」導入が完了。
      国内のキャッシュレス決済サービスも順次導入予定〜 


 JR西日本ホテルズ全8ホテルは、増加するインバウンドや国内レジャー・ビジネスのお客様の利便性向上のために、スマートフォンを用いた新たなキャッシュレス決済サービス「Alipay(アリペイ)」、「WeChat Pay(ウィチャットペイ)」の導入を進めておりましたが、3月1日から全8ホテルでのサービスが可能になります。
 また、国内のキャッシュレス決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」、「PayPay(ペイペイ)」を、3月1日以降、全8ホテルへ順次導入を予定しております。 

 JR西日本ホテルズは、2020年東京五輪や2025年の大阪万博の開催を見据え、インバウンドの増加を背景に首都圏や関西圏だけでなく地方でもホテルの建設が相次ぐなか、利便性の向上に向け、キャッシュレス決済サービスの早期導入を検討してきました。
 特にキャッシュレス化が進んでいる中国などの現金を持たないお客様にとって、スマートフォン上に「Alipay(アリペイ)」、「WeChat Pay(ウィチャットペイ)」のアプリがあれば、宿泊はもちろん、レストラン・バーや一部宴会のご利用、ホテルショップでの買い物にご利用いただくことができ、ホテルでの滞在がより便利で快適になると考えています。

     ※ご利用可能店舗・開始日については別紙をご参照ください。

■JR西日本ホテルズ全8ホテルについて
 ・ホテルグランヴィア京都  ・ホテルグランヴィア大阪
 ・ホテルグランヴィア和歌山 ・ホテルグランヴィア岡山
 ・ホテルグランヴィア広島

 ・ホテルヴィスキオ大阪   ・ホテルヴィスキオ尼崎
 ・ホテルヴィスキオ京都 ※2019年5月30日開業から導入開始

 ・奈良ホテル

※株式会社ジェイアール西日本ホテル開発は、上記の全8ホテルで構成される「JR西日本ホテルズ」の統括会社(チェーン本部)であるとともに、チェーンのフラッグシップホテルである「ホテルグランヴィア京都」を運営しています。 


キャッシュレス決済を導入する背景 

■インバウンドの増加

 2018年(1月〜12月18日時点)のインバウンドは、初めて年間1,000万人を超えた2013年(1月〜12月累計)から5年で約3倍の3,000万人を突破しました。(※1) 
 それに伴い、JR西日本ホテルズをご利用になるインバウンドのお客様も増加し、外国人に占める中国からのお客様の割合が、ホテルズ8社合計で2013年度の8.2%から2018年度(1月31日時点)15.4%まで増加しています。
 また、2019年1月に日本政府(外務省)が中国人観光客に対する訪日観光ビザ発給要件を緩和したことで、今後ますます中国からのお客様が増えることが予想されます。

■諸外国および日本のキャッシュレス決済比率の状況(※2)
 2015年の諸外国キャッシュレス決済比率を見ると、韓国の89.1%や中国の60.0%、その他キャッシュレス化が進んでいる国では40〜55%前後であるのに比べ、日本は18.4%にとどまっており、経済産業省は2027年までにキャッシュレス決済比率を40%にまで引き上げる目標を掲げています。

※1.出典:日本政府観光局(JNTO) 報道発表資料(2018年12月19日)からの抜粋
※2.出典:経済産業省「キャッシュレスビジョン」(2019年4月)

JR西日本ホテルズの今後の取組みについて

 JR西日本ホテルズでは、今回の導入によるインバウンドのお客様の受入体制強化および国内レジャー・ビジネスのお客様の利便性向上およびキャッシュレス化の推進のため、「LINE Pay(ラインペイ)」、「PayPay(ペイペイ)」についても順次導入を進めてまいります。これらの取組みでお客様により快適にお過ごしいただけるホテルグループを目指してまいります。

≪参考≫ 
「Alipay(アリペイ)」
2004年12月にアリババ(中国名:阿里巴巴、英語名:Alibaba)社が運営する中国最大のオンラインモール「タオバオワン(淘宝网)」の公式決済サービスです。海外でも中国人向けのオフライン決済サービスを世界40の国と地域で提供しており、グローバルパートナーを合わせたアクティブユーザー数は10億人以上。
 ※(出典:アリババ株式会社ニュースリリース 2019年2月8日時点)

「WeChat Pay(ウィチャットペイ)」
中国最大のメッセンジャーアプリ「WeChat」内で提供されている決済サービスでWeChat Pay(ウィチャットペイ)を利用しているユーザー数は2018年7月時点で7億8000万人。
 ※(出典:総務省「平成30年版 情報通信白書 2018年7月時点)

「LINE Pay(ラインペイ)」
「LINE」を通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利におこなうことができるモバイル送金・決済サービスです。2014年12月のサービス開始以降、国内の登録ユーザー数が2017年5月に3,000万人を突破しました。
 ※(出典:LINE株式会社ニュースリリース 2017年5月時点)

「PayPay(ペイペイ)」
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の共同出資により、2018年6月15日に設立。
スマートフォンを使って対象の店舗で専用のアプリを使ってQRコードやバーコードを提示、または店舗のQRコードを読み取るだけで決済できるサービス。ユーザー数は400万人以上。
 ※(出典:PayPay株式会社 中山社長記者会見 2019年2月4日時点)
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発言URL: https://www.railforum.jp/ftrain/app/bbs.php?Xbno=60&Xvno=5879