No.6005 【JR西】5-11月「せとうち島たびクルーズ」を運航
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-04-30 00:04:42  
せとうちパレットプロジェクト

         瀬戸内海の島めぐりをお楽しみいただける
        「せとうち島たびクルーズ」の運航について


                          2019年4月19日
                         西日本旅客鉄道株式会社
                         瀬戸内海汽船株式会社

 JR西日本では、瀬戸内が多くのお客様に繰り返し訪れていただける一大周遊エリアになることを目指し、「せとうちパレットプロジェクト」を展開しています。せとうちエリアの観光振興に向けて、「周遊ルートを構成するアクセス手段」「地域の魅力を発信するツール」としての「クルーズ」の整備が必要との認識に基づき、JR西日本は2016〜2017年の「尾道水道グルメクルーズ」、2018年の「せとうち島たびクルーズ」の運航に続き、今年も瀬戸内海汽船と共同でとびしまエリアの人気の島をめぐる「せとうち島たびクルーズ」を企画し、旅行商品として発売します。
 史跡や古い家並みが多く残る大崎下島・御手洗エリア、うさぎの島として話題の大久野島に加えて、今回新たに下蒲刈島で立ち寄り観光いただけます。また、山陽新幹線から便利にご利用いただけるよう、三原港まで延長運航します。さらに船内では、海上からの風景やその地に根付く歴史といった見所を専任ガイドが適所でご紹介するとともに、特産品販売も行います。
 せとうちエリアの魅力をより多くの方に感じていただけるようなルートでの運航になっております。みなさまのご利用をお待ちしております。


【今回のポイント】
・山陽新幹線から便利にご利用いただけるよう、三原港まで延長運航します!
・これまで以上に満足いただけるよう、下蒲刈しもかまがり島じま(呉市)を立ち寄り観光地として追加設定するとともに、呉市・地域と連携した各種おもてなしの取組みを実施します!


1 運航日時・航路
 2019年 5月 7〜9・12〜14・16・17・27・30・31日
     6月 4・7〜9・15・16日
     7月 15〜18日
     8月 5〜9・19〜23・25日
     9月 1・14・17〜21・24〜27日
     10月 1・3〜5・7・9・11・12・15・16・18・20・22・25・26・28〜30日
     11月 1・2・5・7・8・11〜13・18〜23日
                           計75日間

【東向き航路】広島→瀬戸田・三原
 広島(宇品・プリンス前)⇒呉⇒御手洗(観光)⇒大久野島(観光)⇒瀬戸田⇒三原
   8:50   9:00   9:25 (約55分)    (約30分)  12:45 13:10

【西向き航路】三原・瀬戸田→広島
 三原⇒瀬戸田⇒御手洗(観光)⇒下蒲刈島(観光)⇒呉⇒広島(プリンス前・宇品)
 13:25 13:50  (約55分)   (約50分)  17:40    18:05  18:15

2 使用船舶
 高速船「はやしお」

【概要】総トン数 52t
    全長   21.12m
    全幅   6.3m
    設備   トイレ・2階デッキ有り
    定員   97名※今回のクルーズにおいては募集定員88名

3 船内ガイド・物販
 全日程で専任ガイドが同乗し、ビューポイントや歴史をご紹介します。また船内では、レモンや魚介類など瀬戸内自慢の特産品を用いた商品等の販売も行います。

(商品一例)
 ・はっさくレモンサイダー
 ・だし道楽 カシューナッツ
 ・レモンケーキ 島ごころ 等を予定
  ※仕入れ等の都合により、上記商品のお取り扱いがない場合もございます。

4 船上風景の見所・立ち寄り観光地
※写真は全てイメージです。撮影は「せとうち島たびクルーズ」航路上からのものではございません。

【広島港・江田島えたじま沖】
 江田島や宮島、四国方面へ向かう船が多数発着する広島港。港を出ると江田島沖には多数の「かきいかだ」や、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ美しい島々がクルーズ船の旅を盛り上げてくれます。

【呉湾】
 瀬戸内海のほぼ中心に位置し、明治時代に呉鎮守府が設置されたことが契機となり軍港として発展した港です。現在は海上自衛隊呉基地があり、艦船や潜水艦などを間近に見ることができます。

【音戸の瀬戸】
 本州と倉橋島の間にある海峡。狭い可航幅、多種多様な船舶が通行する交通量の多さが特徴。平清盛が1日で切り開いたという伝説も残ります。

【安芸灘大橋】
 本州と下蒲刈島をつなぐ「安芸灘とびしま海道」の入口に架かる橋。瀬戸内海を連想させる水色の橋が美しい瀬戸内海とマッチしており、船の上だからこそ楽しめる大迫力の絶景が見所です。

【御手洗(大崎下島)】
 江戸時代から風待ち、潮待ちの良港として栄えた御手洗は、人と情報が集まる要衝として発展し、現在も残るその町並みは、1994年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2017年には日本遺産の認定を受けました。また、明治以降の洋風建築や昭和初期の看板なども点在し、時代に応じた発展の跡をとどめており、歴史情緒にあふれたエリアです。

【大久野島】
 1971年、地元の小学校がウサギ8羽を島に放したことから始まり、現在は700羽超のウサギが生息しています。いまや国内外から人気のある大久野おおくの島じまですが、戦時中、日本軍が毒ガスを秘密裏に作り、地図自体からも存在を消された悲しい歴史も。島内には毒ガスを精製していた痕跡が残っています。

【瀬戸田(生口島)】
 レモンの名産地として知られるとともに、平山郁夫美術館、耕三寺博物館・大理石庭園「未来心の丘」といった観光名所も豊富で、食とアートを楽しめるエリアとして人気の瀬戸田せとだ。しまなみ海道レンタサイクルの貸出も行っています。

【多々羅大橋】※新規ルート
 幅が約900mの海峡に架かる国内最長の斜張橋。両岸とも平野部が狭くすぐ山が迫る立地条件にあり、その鳥が羽を広げたような美しい姿は見る者を圧倒します。

【鼻栗の瀬戸】※新規ルート
 大三島と伯方島の間の急流で知られ、幅が300m程しかなく、瀬戸に架かる大三島橋は、白銀の色が美しく、アーチ状の橋としては東洋一の規模を誇ります。まるで川のように白波が立つ瀬戸と、自然美と人工美が融合した景観の中を船舶から一望できる絶好のビューポイント。

【下蒲刈島】※新規立ち寄り
 三之瀬瀬戸の急潮を借景に、松を主樹としたみどり豊かな落ち着きと潤いのある庭園で、江戸時代に隆盛を極めた歴史と文化を紹介した「松濤園」、ここに所蔵される資料がユネスコの世界記憶遺産に登録されています。また、多くの漢学者らが訪問し、交流を深めた茶室は壁が回転する珍しい「どんでん返し」のからくりをみることが出来る「白雪楼」、日本建築に則った荘厳で静寂な雰囲気の中、国内外で著名な近代美術作家の作品を展示する「蘭島閣美術館」などの文化施設が多数存在しています。

【三原】※新規立ち寄り
 「タコのまち」として有名であり、タコ刺し等の新鮮なタコ料理を食べることができる店が多数あります。また、市内にある竜王山山頂からは、瀬戸内海随一と呼ばれるせとうちの多島美を見ることができます。

5 立ち寄り観光地でのおもてなしの取組み
 せとうち島たびクルーズ運航に合わせて、JR西日本および呉市、地域が連携して以下の内容で呉市内でのおもてなしを実施いたします。

・以下の施設について、通常休館日である火曜日をクルーズ運航日に限り特別開館します。
 三之瀬エリア(下蒲刈島)
  「松濤園」
 御手洗エリア(大崎下島)
  「乙女座」「江戸展示館」「若胡子屋」「旧柴屋住宅」「御手洗七卿落遺跡」「旧金子家住宅」
・下蒲刈島到着時に島民の有志によるお出迎えを実施します。
・地元の若手有志により地元の特産品を販売します。

(参考)昨年からの変更点
運航期間
 2018年 3〜6月(28日間)
 2019年 5〜11月(75日間)
運航ルート
 東向き(午前)
 2018年 広島〜呉〜御手洗(大崎下島)〜大久野島〜竹原
 2019年 広島〜呉〜御手洗(大崎下島)〜大久野島〜瀬戸田〜三原
 西向き(午後)
 2018年 瀬戸田〜大久野島〜御手洗(大崎下島)〜呉〜広島
 2019年 三原〜瀬戸田〜御手洗(大崎下島)〜下蒲刈島〜呉〜広島

立ち寄り観光地おもてなし 2019年
・施設休館日特別開館(下蒲刈島・御手洗)
・下蒲刈島到着時に島民有志によるお出迎え
・地元の若手有志による地元の特産品販売

6 購入方法
 この航路は、団体ツアー専用商品として下記の旅行会社で発売しています。
 詳しくは下記の旅行会社へお問い合わせください。
 *伊藤注:添付画像を御覧下さい。

※日程によっては、今後順次発売開始となる旅行商品もございます。また、エリアによって発売のない商品もございます。
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 812×759(39%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 815×925(39%表示)
発言URL: https://www.railforum.jp/ftrain/app/bbs.php?Xbno=60&Xvno=6005