NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.2553【JR西】中期経営計画2030において地球環境保護の取組み目標を設定
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-06-19 23:00:40
   JR    News                ミライ
 JR西日本グループ Release        もっとつながる。未来が動き出す

                          2026年 6月17日
                          西日本旅客鉄道株式会社

       JR西日本グループ中期経営計画2030における
        地球環境保護の取組み目標の設定について

 西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:倉坂昇治)は、JR西日本グループ中期経営計画2030(以下、中計2030とします。)において、持続可能な社会の実現に向けて、地球環境保護の取組みに関する2030年度までの新たな目標(以下、目標とします。)設定を行いました。

1.目標設定の背景
 JR西日本グループでは、「持続可能な地球環境への貢献」を経営の重要課題の1つとして認識し、「JR西日本グループ環境基本方針」を策定のうえ、「地球温暖化防止・気候変動対策」「循環型社会構築への貢献」「自然との共生」の3つの柱のもと地球環境保護の取組みを進めてきました。
 近年、地球環境に関する課題が多く顕在化し、社会からのサステナビリティ経営への要請が一層高まる等、経営環境が大きく変化しています。このような状況を踏まえ、環境にやさしい社会インフラである鉄道サービスをはじめとしたJR西日本グループ全体のアセットを活用し、地域・社会とともに持続可能な地球環境に貢献する方針を掲げ、中計2030における新たな目標設定を行いました。

2.新たな目標のポイント
 全体の方向性として、脱炭素をはじめとした地球環境保護の取組みについて、グループ全体のアセットを活用し、地域・社会の様々なステークホルダーの皆様と共創して挑戦することを重視しています。
 また、地球環境保護の取組みを通じた社会的価値と経済的価値の最大化に向け、従来取り組んできた、NDC(国が決定する貢献)等の国家目標の遵守や将来の経営リスクへの対応といった「気候関連規制等への適切な対応」の視点に留まらず、「事業機会の創出」の視点を踏まえた目標も新たに設定しました。

(1)地球温暖化防止・気候変動対策
 GHG削減については、環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」※1に貢献する取組みとして従来進めてきた、再生可能エネルギー由来電力の導入や省エネルギー型車両の導入等によるScope1、2排出量の削減目標は引き続き設定します。加えて、バリューチェーンも含めたScope3排出量の削減への貢献を目的とし、主要サプライヤーへのエンゲージメント率など、サプライヤーエンゲージメントに関する目標を新たに設定しました。
 また、気候移行計画・適応策の観点から、防災対策に関する設備投資の継続実施やグリーンビルディングに関する各種認証の取得に関する目標を新たに設定しました。
 そのほか、脱炭素社会の実現に向け、相対的に低炭素な輸送モードである鉄道の更なる利用促進(モーダルシフト)を促すことを目的とした行動変容に関する目標を新たに設定しました。具体的には、ステークホルダーとの協働を通じた脱炭素施策の推進やモーダルシフトの啓発促進等に取組みます。

※1:環境長期目標JR西日本グループ ゼロカーボン2050:
   地球温暖化防止・気候変動対策の取組み:JR西日本

(2)循環型社会構築への貢献
 従来重視してきた、リサイクルの推進やプラスチック製品使用量の削減等による、廃棄物削減(資源効率の改善)と資源投入量の改善に関する目標は引き続き設定します。
 また、循環型社会の実現に向け、グループ内のみならず、地域・社会における循環型経済の構築を目指し、資源循環のビジネス化に関する目標を新たに設定しました。具体的には、資源循環ビジネス化およびビジネス化スキーム開発トライアルの件数をKPIとして設定し、取組みを進めます。

(3)自然との共生
 従来からグループ全体で取り組んできた水資源の保護については、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)等の議論も踏まえ、事業活動に関する主要な自然資本であると認識しており、水使用量の削減に関する目標は引き続き設定します。この他、事業活動に影響を与える自然資本が変化する可能性も踏まえ、LEAP分析等による影響要因の特定を継続し、地域資源の保全、回復、維持・再興活動を進めます。
 また、自然資源を活用したビジネスの創出を目指したグループ内の「自然資源にかかわる地域活性化施策」の可視化や地域自然資源のクレジット化の検討など、地域における自然資源の保全のみならず、活用も含めて両輪で進めるための目標を新たに設定しました。

(4)サステナブルファイナンスの機会活用
 JR西日本では、従来からサステナブルファイナンスに取り組んできました。今回、サステナブルファイナンスの実行を通じ、社会や地域の課題解決に一層取り組むことを目指し、新たに目標項目に「サステナブルファイナンスの機会活用」を明記しました。

3.中計2030の具体的な目標およびKPIについて
 目標設定の全体像および目標項目ごとのKPIについては、JR西日本グループ企業WEBページ「地球環境への取組み」に掲載しております。(URL:地球環境への取組み:JR西日本



<脱炭素社会実現に向けた鉄道の環境優位性の理解促進について>
JRグループ、一般社団法人日本民営鉄道協会と一般社団法人日本地下鉄協会では、 日本のカーボンニュートラルの実現に向けて、相対的に低炭素な輸送モードである鉄道 のさらなる利用促進(モーダルシフト)をめざすとともに、鉄道の環境優位性に対する 社会的な理解促進のため、共通ロゴマークとスローガンを掲げて、鉄道業界一丸でPRに 取り組んでいます
 〈詳細ページ〉
  https://www.westjr.co.jp/company/action/env/switch_sustainable_train