NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.2517【東武】6/30 越谷駅をリニューアル…葛生駅古材を再利用&籠染灯籠を取入れ
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-05-28 02:48:09
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社

                          2026年 5月27日


   東武線の駅の古材を再利用し、越谷駅をリニューアル!
 〜越谷市で生産していた籠染めの型を再利用した「籠染灯籠」を取り入れ、
                            駅空間を彩ります〜


                              東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、東武スカイツリーライン越谷駅の駅舎を2026年6月30日にリニューアルします。

 改札内コンコース柱の仕上げには、佐野線葛生駅のホーム上の屋根の柱に使用されていた木材(古材)を再利用するとともに、かつて越谷市の風景を彩った藍染め技術「籠染め」で使用されていた染めの型を再利用した籠染灯籠を組み合わせ、地域色を活かした空間を創出しました。越谷駅では、2022年より段階的にリニューアルを進めておりましたが、今般、越谷駅高架下の商業施設「EQUIA(エキア)越谷」第V期エリアのオープンにあわせて、コンコースのリニューアルを実施しました。なお、駅施設における木の古材利用は、当社で初めての取り組みになります。
 当社では、今後も環境に配慮するとともに、地域に親しまれ、お客様により快適にご利用いただけるよう、駅空間を提供してまいります。
 概要は別紙のとおりです。


<別紙>
    東武スカイツリーライン越谷駅リニューアルの概要について

1 工事完了 2026年6月30日
2 所 在 地 埼玉県越谷市弥生町4−11
3 設計会社 株式会社オー・エヌ・オー大野設計
4 施工会社 東武谷内田建設株式会社
5 改修面積 コンコース 約1,100uほか
6 協力企業 古材利用:古材日和グループ(代表:塚田木材株式会社)
       籠染灯籠:ハナブサデザイン・中野形染工場
7 主なポイント
柱リニューアルにおける取り組み
 今回のリニューアルでは、階段の2段手すり化等のバリアフリー化や内外装改修の他、改札内コンコース柱の仕上げにおいて「葛生駅で使われていた木材」「籠染灯籠」を採用しています。いずれも元々の役割を終えた材を廃棄せずアップサイクルすることで、環境負荷低減につながり、人々の記憶と歴史も継承していきます。

葛生駅の古材利用
 古材日和グループ(代表:塚田木材株式会社)※のご協力のもと、2025年度に実施した佐野線葛生駅のホーム屋根改修時に発生した木材を再利用しました。解体時に一本ずつ丁寧に取り外した柱材を、短冊状に切り分け、表明を丁寧に仕上げることで、越谷駅の柱に取り付ける仕上げ材(タイル状の木材)として活用しています。かつて葛生駅の風景を形づくっていた木材が、姿を変えながらも、越谷駅の空間を包み込む素材として新たな役割を担っています。なお、今回の改修では、葛生駅で回収した材の内、約40%を活用しています。その他の古材についても、引き続き活用方法を検討してまいります。

越谷の伝統技術「籠染め」と籠染め灯籠
 越谷駅では、 2023年に実施したお客様用トイレのリニューアルにおいて、地元企業のハナブサデザインと中野形染工場のご協力のもと、籠染めの浴衣生地や籠染灯籠 ※を取り入れ、地域文化を活かした駅づくりを進めてきました。今回のリニューアルにおいても、引き続き籠染灯籠を活用し、葛生駅の古材を用いた柱仕上げと組み合わせることで、統一感のある駅空間を形成しています。

8.本取り組みの発信について
 本工事の背景や意図、施工の過程を利用者の皆さまに知っていただくため、越谷駅構内において、リニューアルの内容を紹介するパネル(ポスター)を改札内コンコースの柱に設置しました。葛生駅の風景や木材加工の様子、籠染灯籠との関わりなどを紹介しています。
 また、本工事の内容や柱リニューアルの様子については、東武鉄道公式 Instagramアカウント「@TOBU_GOOD_LOOP」でも順次発信していきます。このアカウントでは、東武鉄道の鉄道建築におけるサステナビリティに関する取り組みを発信しています。

                                   以上


<参考1>
※古材日和グループについて
 古材日和グループは、古材の収集・販売を目的として全国6社で構成された企業グループです。
 古材専門業者として、材料の販売だけでなく、加工や古材を活用した空間づくりに関するコンサルティングを行っております。不燃古材、国産古材、輸入古材、古材足場板をはじめ、天板・テーブル・棚などの加工品まで多彩な商品を取り扱っており、ご要望に応じたサイズ調整や加工にも対応可能です。
 古材は、“時間”という概念を持った類まれな素材です。しかしながら、その魅力が十分に表現しきれず、現在ではそのほとんどが廃棄処分されつつあります。長い年月を経て完成された趣ある表情はもちろん、その中身は乾燥がゆきとどき、強度を増した素材としての価値も兼ね備えています。
 私たちは、その原石の本質を見極め、その素晴らしさを表現し、皆様へお伝えすることが使命と考え、日々真剣に古材と向き合っています。古材の様々な表情や私たちの取り組みをお伝えすることで、皆様に古材の新たな可能性と魅力を感じていただければ幸いです。(詳細はリンク先参照古材日和グループ HP:https://www.kozaikagawa.com/sdgs/

※塚田木材株式会社について
 創立 1903年、製材業者として創業、 100年以上に渡り木材業に携わっております。
 約6,000uの敷地内に製材工場を保有、木材の販売だけでなく各種加工にも対応しています。古材事業、デッキ材事業、製材加工事業、を主に事業を構成し、全国各地に販売しています。
 (詳細はリンク先参照 塚田木材株式会社HP:https://www.tsukamoku.co.jp/

※“籠染め”および“籠染灯籠”について
 籠染めは、真鍮製の筒状の型を利用し2つの型の間に生地を送り、生地の表裏に異なる柄を糊付けして染めることができる藍染めの技法で、かつて越谷周辺では数社が籠染めを生業としていました。籠染灯籠は、日本最後となった中野形染工場(現在は休業)の籠染めで実際に利用されていた貴重な真鍮製の型をそのままの状態で使用した内照式のオブジェです。
 (詳細はリンク先参照 HANABUSADESIGN HP: https://www.hanabusadesign.com/kagozome-lantern


<参考2>
       「EQUiA越谷(第V期エリア)」オープンの概要

1 開 業 月   2026年5月
         (第T期エリア2023年12月、
         第U期エリア2025年10月オープン)
2 所 在 地   埼玉県越谷市弥生町4−11
         (東武スカイツリーライン越谷駅高架下)
3 用  途   商業施設(食料品販売店舗等)
4 延床面積   約453u(約137坪)
5 設計会社   株式会社オー・エヌ・オー大野設計
6 環境デザイン 株式会社キー・オペレーション
7 施工会社   東武谷内田建設株式会社
8 出店店舗   2店舗
@梅林堂 和菓子
 1864年創業、埼玉発祥の和洋菓子店。代表銘菓「生サブレやわらか」を中心に、贈答品から生菓子まで用途に応じた様々な和洋菓子を取り揃えております。
Aマツモトキヨシ ドラッグストア
 いつでもどこでも直ぐにキレイに元気になれる、美と健康のニュースタンダードを届けるスマートショップ。

9 店舗配置図
 *伊藤注:添付画像をご覧下さい。


<参考3>
            「EQU iA」について

 「EQU iA」とは、「駅」に「クイック( quick)&クオリティ( quality)」と「エリア( area)」を加えた造語で、“手軽に質の良いものやサービスを提供する場所”とのイメージを込めており、今回第V期エリアがオープンする越谷を含めて計17施設の展開となります。
 今後の計画では、「EQUiA」のシリーズ化による利便性向上とブランド力強化を図るべく、積極的な展開を推進していきます。
 EQUiA公式サイト https://www.tobu-equia.com/

                                   以上
撮影日:
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