ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-08-21 15:47:19 |
2025年8月20日 東武鉄道株式会社 近畿車輛株式会社 東武アーバンパークライン新型車両80000系が 「第19回キッズデザイン賞」を受賞!! 東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区、以下「東武鉄道」)と東武アーバンパークライン新型車両80000系(以下、80000系)の車体設計・デザイン検討・製作を行った近畿車輛株式会社(本社:大阪府東大阪市)は、80000系が特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催の「第19回キッズデザイン賞〜子どもたちを産み育てやすいデザイン部門〜」を共同で受賞したことをお知らせします。 東武鉄道では、2025年3月8日より東武アーバンパークラインにて80000系の運行を開始しています。80000系は、東武グループが目指す「人にやさしく人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両をコンセプトとしています。小さなお子様やそのご家族が車内で快適にお過ごしいただけるよう、子供部屋をイメージしたわくわくする内装を施すとともに、ベビーカーをご利用のお客様が隣でお座りいただける構造を実現した『たのしーと』を設定しています。また、前面貫通ドアおよび運転台と客室を仕切るドアの窓を従来車よりも低くすることによって、小さなお子様でも車内から前面展望をお楽しみいただける仕様としてします。こうした取り組みが評価され、今回受賞に至りました。 詳細については別紙のとおりです。 <別 紙> 「第19回キッズデザイン賞」受賞の詳細について 1 受賞車両 新型車両80000系 2 受賞内容 「第19回 キッズデザイン賞 〜子どもたちを産み育てやすいデザイン部門〜」 3 キッズデザイン賞とは キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。 主催:特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会 後援:経済産業省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁 4 キッズデザイン協議会とは キッズデザイン協議会は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業、自治体、研究教育機関、医療・デザイン関係団体が業種を超えて集うNPО法人です。 以 上 <参 考> 東武アーバンパークライン新型車両「80000系」について 1 運行開始日 2025年3月8日(土) 2 形 式 名 80000系 3 導入両数 25編成125両(現在は5編成25両順次導入予定) 4 車両概要 (1)車両コンセプト 当社が事業計画に掲げる「人にやさしく人と地域が共に輝きつづける社会」の実現に寄与すべく、安全で快適な車両であることに加え、子育て世代のご家族の皆様が快適にご利用いただける車両構造をコンセプトに掲げました。エクステリアはアーバンパークラインの車両であることが一目でわかるように、現行60000系で採用した「フューチャーブルー」と「ブライトグリーン」のカラーリングを基調とし、先頭形状はエッジを際立たせることで先進性を表現しています。インテリアは「リビング」をテーマとし、ご乗車いただいた瞬間に気持ちが安らぐような落ち着いた客室空間を表現しています。一部箇所に『たのしーと』を設定し、子供部屋をイメージしたわくわくする内装を施すとともに、ベビーカーをご利用のお客様が隣でお座りいただける構造を実現しています。 (2)編成構成 サスティナビリティの観点から、60000系を6両編成から5両編成に改造する際に派生する1両を80000系に流用します。導入予定の全25編成のうち18編成は4両を新造し、1両を60000系からの流用車両を活用することで5両編成を構成します。 (3)車両の特徴 @「省エネ・省メンテナンス」を実現するための最新機器の導入 車両推進システム(SynTRACS(R))、リチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステム等 A「施設状態監視システム〜みまモニ〜」の搭載 一部編成に、線路や電車線の状態を検測・監視できるモニタリング装置を搭載し、施設の状態を精緻に把握・管理することで安全性の向上を図ります。 (4)東武鉄道の環境負荷低減の取り組みについて 当社では、鉄道における電力使用量の計画的な削減を図ることで、2030年度における温室効果ガスであるCO2排出量を約50%削減(2013年度比)する見込みです。80000系の導入もその取り組みの一環であり、60000系の一部車両に搭載している車上データ有効活用システム「Remote」(Remote monitoring of train to use effectively)により取得したデータを車両設計に活用しています。「Remote」とは、走行中の列車から車上データをリアルタイムに取得、蓄積、分析を可能とするシステムです。今後もDXを推進し、さらなるデータの有効活用を図り、お客さまに安全・安心・快適で持続可能な鉄道輸送サービスを提供してまいります。 以 上 |
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