| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2024-04-17 23:56:58 |
２０２４年４月１７日 東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線 光ファイバ心線の貸出し開始について 当社は東海道新幹線の線路沿いに鉄道事業用として光ファイバケーブルを敷設しておりますが、このたび、ケーブル内の心線（以下、「光ファイバ心線」）の一部について外部の電気通信事業者への貸出しを開始します。 近年、情報通信サービスの拡大や多様化に伴い増大する国内のデータ通信量への対応や、データ通信の多重系化および災害等への備えとして、データセンター等の集積地を抱える首都圏と関西圏を結ぶ新たなネットワークへのニーズが高まってきております。 東名阪を結ぶ高品質で信頼性の高い新たな通信インフラを供給することで、情報通信に関わる課題解決に貢献できるよう取り組んでいきます。 １．東海道新幹線 光ファイバケーブルの敷設区間 ・東京駅〜新大阪駅の線路沿いに光ファイバケーブルを敷設しています。 ２．東海道新幹線 光ファイバ心線の特徴 ・高い品質 東名阪の大都市間を新幹線の線路に沿って効率的に結んでおり、伝送損失（※）が低い。 ※伝送損失とは、光信号が距離に応じて減衰・劣化していく度合いのこと ・高い安定性 鉄道保守要員が日々メンテナンスを行っている堅牢な鉄道構造物上に敷設されており、災害等に強くケーブル断線等による回線停止のリスクが低い。 ３．貸出・接続方法の概要 ・貸出心線は２心単位とし、貸出料金は区間や距離、利用年数等の条件に応じて算出します。 ・接続箇所については、先ずは東京駅、品川駅、名古屋駅、新大阪駅に設けますが、要望があれば、東海道新幹線の他駅への設置も検討します。 ・当社が指定する接続箇所までは、借主である電気通信事業者様にてネットワークを構築していただきます。 ４．貸出し受付開始時期 ２０２４年４月１７日（水）１５：００受付開始 お申込み・お問合せ先： https://market.jr-central.co.jp/shop/everyform/form.aspx?questionnaire=form 【参考】光ファイバ心線について 光ファイバ心線とは、透過性の高い石英ガラス等で作られた光の伝送路であり、１本１本は非常に細い繊維で、大容量・高速データ通信が可能です。 一般的に１本のケーブルの中には、数十本から数百本の光ファイバ心線が収められています。 |
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