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No.8675 (Re:8636)【西JRbus】万博シャトルバスで合成燃料濃度100%を達成!
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-10-11 03:55:52
                              2025年10月 9日
                               ENEOS株式会社
                      西日本ジェイアールバス株式会社
                            日野自動車株式会社

    大阪・関西万博シャトルバスの合成燃料濃度100%を達成!
〜万博シャトルバス、CO2から製造した合成燃料100%軽油を搭載して運行〜

 ENEOS株式会社(以下「ENEOS」)、西日本ジェイアールバス株式会社(以下「西日本JRバス」)、日野自動車株式会社(以下「日野自動車」) は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)開幕※1以降、国内初となる※2再生可能エネルギーを起点とした合成燃料※3, 4を使用した駅シャトルバス(以下、「万博シャトルバス」)の運行※5, 6を実施してまいりました。万博シャトルバスへ供給する   合成燃料は、大阪・関西万博開幕当初の低濃度から段階的に濃度を上げて100%を達成しましたので、お知らせいたします。

 ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は、合成燃料を使用した万博シャトルバスの運行を   通じて多くの皆さまに未来の燃料が導くカーボンニュートラル社会をご体験いただき、大阪・関西万博が掲げる「EXPO2025グリーンビジョン」の達成に向けて貢献してまいりました。

 ENEOSはカーボンニュートラル社会の実現とトランジションに必要となるエネルギーの供給をリードするため、次世代燃料の一選択肢として合成燃料の技術開発・実証研究※4を行っています。合成燃料が徐々に普及する将来の社会形態を考慮し、総走行距離約25,000kmにおよぶ万博シャトルバスの運行においては、幅広い濃度を検証するため補給する合成燃料の濃度を段階的に上げて100%を達成しました。今後も、燃料・車両・運行の各社相互連携による実証を進めることで生産・利用拡大への期待に応え、将来の普及に備えてまいります。

※1 2025年4月13日(日)〜10月13日(月)の184日間開催
※2 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初
※3 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO2を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量を抑えることのできるクリーンな燃料
※4 CO2からの合成燃料技術製造開発が、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術プロジェクト」に採択。
※5 2025年2月19日公表
  国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスが走行します!
※6 2025年3月28日公表
  国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式を開催
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