NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.2808 【JR西】10/14「マイテ49形2号展望車」を鉄道記念物に指定
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-10-15 00:52:57
   JR    News                ミライ
 JR西日本グループ Release        もっとつながる。未来が動き出す

                          2026年10月14日
                          西日本旅客鉄道株式会社

 「マイテ49形2号展望車」を鉄道記念物に指定

 当社では、日本国有鉄道(国鉄)が取り組んでいた鉄道文化遺産の保存活動を引き継ぎ、当社管内にある貴重な鉄道文化遺産の散逸を防ぎ、良好な状態で保存・管理する取り組みを行っています。
 当社では、管内の鉄道文化遺産の価値を評価したうえで「鉄道記念物」「準鉄道記念物」「登録鉄道文化財」に区分し、保存・管理を行っています。
 今回、準鉄道記念物である「マイテ49形2号展望車」を鉄道記念物に格上げ指定いたします。

1.鉄道記念物指定事物
 「マイテ49形2号展望車」(所在地:京都市下京区観喜寺町 京都鉄道博物館)

2.選定理由
 1938年(昭和13年)に製造された本車両は、特急「富士」などで使用された一等展望車で、全溶接構造の丸屋根や冷房化に対応した設計など、当時の新しい技術を採用しています。新製された一等展望車として最後の形式であり、現存する一等展望車は本車両を含めて2両のみです。戦後の接収時やその後の保存・復籍に際しても大きな改造を受けず、高いオリジナル性を保っています。さらに、2026年10月には後年に追加された機器類の撤去や内装の復元工事が完了しました。
 以上から、客車特急の時代を今日に伝える貴重な鉄道遺産として、「鉄道記念物」に指定しました。

3.指定日
 2026年10月14日(水曜日、鉄道の日)

 10月11日(日)には、「マイテ49形2号展望車」の鉄道記念物指定を記念し、京都鉄道博物館にてセレモニーを開催しました。


(参考)
マイテ49形2号展望車とは
1938年に製造され、特急「富士」「はと」「つばめ」などの車両として活躍後、1961年に営業運転を終了、翌1962年に開業した交通科学館(当時、大阪市)に収蔵されました。
JR西日本発足後、安全対策やサービス向上の工事を施し、「SLやまぐち号」などの客車として営業運転されました。その後2022年に営業運転を終了し、2022年10月14日、鉄道開業150周年の日に当館の収蔵車両に仲間入りし、2024年10月14日「鉄道の日」に準鉄道記念物に指定されました。

『鉄道記念物』とは、
日本国有鉄道(国鉄)が1958年(昭和33年)に制定した制度で、日本の鉄道の発展にとって特に重要な価値を持つものとして、正式に指定・保存されている鉄道遺産です。「地上設備その他の建造物、車両、古文書等で、歴史的文化価値の高いもの」「制服、作業用具、看板その他の物件で、諸制度の推移を理解するために欠くことのできないもの」「諸施設の発祥となった地点、伝承地、鉄道の発達に貢献した故人の遺跡(墓碑を含む。)等で、歴史的価値のあるもの」が選ばれています。

『準鉄道記念物』とは、
日本国有鉄道(国鉄)が、1963年(昭和38年)に制定した制度です。鉄道記念物に次ぐ価値を持つものとして、正式に指定・保存されている鉄道遺産です。将来「鉄道記念物」に指定する可能性があるものや、歴史的文化価値の高いものが選ばれています。
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