ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-04-26 16:26:29 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.134 発 行 日: 令和7/2025年4月21日 定 価: 本体3,600円+税 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-134-7 C1065 \3600E スタッフ 企画・編集 前里 孝 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.134 もくじ 南海鉄道軌道線 モ161形と仲間たちの一世紀 南海鉄道軌道線 161号車のあゆみ 写真:西尾克三郎/亀井一男/高橋 弘/野木義弘/関根雅人/工藤寛之/前里 孝 ………………… 4 米本義之作品集 南海軌道線大形車 米本義之 …………………12 南海鉄道軌道線 モ161形と仲間たちの一世紀 工藤寛之 第1章 大形車の登場まで …………………22 第2章 壮途洋々大形車の時代 …………………26 第3章 南海の戦後を支えた軌道線大形車 …………………40 昭和40〜50年代懐かしのカラー 第4章 世情変容する中で …………………54 第5章 不倒の翁 電5形 …………………72 現代の色とりどり ヒギンズ写真の真髄14 南海電気鉄道鉄軌道線を巡る 撮影:J.W.HIGGINS 所蔵:NPO法人名古屋レールアーカイブス 解説:工藤寛之 …………………86 レイルサロン 出会いに感謝 あとがきに代えて 工藤寛之 …………………94 ヤードマン …………………98 ヤードマン ■最初から締めくくりまで,ほとんど全部が阪堺電車です.そしてまた,阪堺電車のほとんどすべて,でもあります. ■阪堺電車は“路面電車”というくくりの中で語られることが多いですが,実際には阿倍野と堺,そして浜寺を結ぶ都市間連絡鉄道……インターアーバン……です. ■その証として,ほかの路線では例の少ない連結運転を念頭においた大形電車を開発投入し,運用しました.その嚆矢が昭和3/1928年に登場した電5形,後のモ161形です. ■そんな阪堺電車の歴史を,電5形……モ161形の歩みを中心として集大成したのが,今回の稿であるというわけです. ■電5形=モ161形の素晴らしいところは,今もなお現役として活躍中だという点にあります.定期的な運用からは退いたとはいえ,正月の初詣輸送といえば,大切な戦力として狩り出されます.通常時にも休んではおられません.さまざまな趣向での団体貸切運転用として,指名がかかるからです. ■構想から完成までには,著者である工藤寛之さんが記されているとおり,20年以上前の歳月が必要でした.目次からスタートしてこの最終頁に辿り着いた皆さんには,その時間の経過の意味を充分に理解してくださっていることでしょう. ■現在の阪堺線は阪堺電気軌道株式会社という会社が運営しています.45年前までは南海電気鉄道が運営する軌道線でした.さらにさかのぼれば南海電気鉄道は,南海鉄道でした.販売面での効果も勘案せねばならず,総合タイトルにおける社名には,ずいぶん悩みました.最終的には工藤さんの最初の案のとおりとしたわけですが,諸々,ご意見あることを承知の上での結論です.どうぞご理解くださいますよう. ■令和7/2025年1月29日,伊藤威信さんが逝去されました.客貨車や気動車に造詣が深く,現在の形態になってからのレイルでは,No.6で10系改造気動車,10と11では国鉄貨車の40年を,No.50では準急・急行形気動車について筆を揮ってくださいました.昭和7/1932年6月21日のお生まれでした. ■2月26日には白井 昭さんが亡くなられました.昭和2/1927年9月24日のお生まれでした.白井 昭さんといえば“パノラマカー”を思い浮かべ,そして大井川鉄道において蒸機動態保存列車をスタートさせた立役者でもありました.私たちのレイルにとっては,J.W.ヒギンズさんと,その写真を広く日本に紹介された人として大切な存在でした. ■お二方の御冥福を,心からお祈り申し上げます. レイル編集部では,数年以上前からの諸物価高騰に対して,全力で抗ってまいりました.しかし,直接的な用紙や印刷,製本などの製作に関するコストのみならず,梱包や運送費など広い分野にまで値上げは及び,価格改定やむなしの情勢となってしまいました.次号から,必要最小限の価格改定を実施の予定です.事情ご賢察いただき,引き続いてのご愛顧を賜りますよう,お願い申し上げる次第です, |
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