NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.6657 【JR西】LGBTQ 取組み指標「PRIDE 指標2020」において「ゴールド」受賞
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-11-13 23:04:31
News Release                    JR西日本

                          2020年11月13日
                          西日本旅客鉄道株式会社
                         http://www.westjr.co.jp/


      LGBTQ 取組み指標の「PRIDE 指標2020」において
        最高評価の「ゴールド」を受賞しました。 


 西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)は、work with Pride※(ワーク・ウィズ・プライド)が策定する企業・団体などにおけるLGBTQ などの性的マイノリティに関する取組みの評価指標「PRIDE 指標」において、最高評価「ゴールド」(評価三段階の最高位)を受賞しました。 
 JR西日本では、多様性を武器とした企業グループの実現を目指しています。今後も多様な社員がそれぞれの強みを発揮し続けることを目指し、LGBT等性的マイノリティに関する取組みを含めたダイバーシティ推進に継続して取り組んでいきます。 

※ LGBTQなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。日本の企業内で「LGBTQ」の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取組むきっかけを提供することを目的としています。 

JR西日本におけるLGBT等性的マイノリティへの理解に向けた取組み 
 中期経営計画2022において、多様な人財が活躍できる環境づくり(ダイバーシティ&インクルージョン)を掲げています。その一つとして、LGBT 等性的マイノリティへの正しい理解促進にむけて、以下の取組み等を行ってきました。

(1)行動宣言
 2019年4月に制定した「JR西日本グループ人権基本方針」において、「人種、国籍、宗教、性別、性的指向、性自認、障がいの有無、社会的身分等を理由とした差別の禁止」、「ハラスメントの禁止」を掲げています。
 また、JR西日本グループ「人権啓発ハンドブック」に、性的指向および性自認に対する偏見や差別的言動をしないよう具体的に記載しています。

(2)啓発教育
 2020年2月以降、LGBT等性的マイノリティに関する正しい理解促進を目的とした啓発教育を一部社員に対して実施し、2020年8月からは全社員を対象とした啓発教育を実施しています。

(3)制度改正
 2020年10月、既存の社内制度において「配偶者」の取扱いに準じて社員の「同性パートナー」を適用対象とする制度改正を行いました。これにより、戸籍上の性が同一であるが、「結婚に相当する関係」であると認められる場合は、配偶者の続柄に準じて、結婚休暇や扶養手当、社宅等の制度を広く利用することが可能になりました。

(ご参考)PRIDE 指標について
 日本で初めてとなる、LGBTQ に関する企業等の取組みの評価指標です。LGBTQ が誇りを持って働ける職場の実現を目指す任意団体work with Pride により、2016 年に策定されました。認定においては5 つの評価項目を定め、5 つ全てを満たす場合が「ゴールド」、4 つを満たす場合が「シルバー」、3 つを満たす場合が「ブロンズ」となります。
【評価項目】 @ Policy(行動宣言)A Representation(当事者コミュニティ)B Inspiration(啓発活動)C Development(人事制度・プログラム)D Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
(参考)【work with Pride のウェブサイト】 
 http://www.workwithpride.jp/