NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.1590 【JR西】せとうちを担う人財を“発掘・支援・つなぐ”プロジェクトを推進
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-06-14 03:14:41
   JR    News                ミライ
 JR西日本グループ Release        もっとつながる。未来が動き出す

                          2025年 6月12日
                          西日本旅客鉄道株式会社

 せとうちを担う人財を“発掘・支援・つなぐ”プロジェクトを推進

 〜地域、企業、行政の枠を越えて、
         せとうちの担い手のネットワークづくりを目指します〜

 JR西日本グループでは、“せとうち”の美しい島々と穏やかな内海に育まれた生活・文化を守り、未来につなげるために、地域の方々と連携して「せとうちパレットプロジェクト」に取り組んでいます。この取組みを持続的な地域づくりにつなげるためには、地域を担う人財が最も大切であり、全ての基盤だと考えています。そのため、地域の皆様と一緒に、せとうちエリアの担い手を発掘・支援する「人財プロジェクト」を開始いたします。本プロジェクトでは、地域活性化で活躍されているプレーヤーによる座学やフィールドワークを通じて、地域ビジネスの実践力の向上を図りたいと考えています。あわせて、せとうちエリアで地域活性化を推進する方々のネットワークづくりも目指します。

1.人財プロジェクトの目的
 本プロジェクトでは、地域の担い手となる人財の育成と支援、ネットワークづくりに取り組みます。こうした人財とネットワークを基盤に、せとうちエリアでの事業が連続的に創出され、地域の活性化と持続性に貢献する取組みとなることを目指しています。

2.人財プロジェクトの概要
 人財育成・支援を目的とした2つのプログラムと、せとうちエリアのリーダー達のネットワークづくりを目的とした“次世代せとうちトレセン”の3つを展開します。

(1)せとうちローカル起業家プログラム
@目的
 これから地域で挑戦をしたいと考えている皆様を対象に、地域ビジネス(ローカルビジネス)に必要な知識や実践力を学んで頂くプログラムです。事業計画やファイナンスといった経営の基本から、実際の地域活性化の取組み事例まで幅広く知って頂き、皆様の各エリアでの挑戦を支援します。

A実施期間
 2025年9月〜2026年1月(岡山編)

(2)地域共生推進プレーヤープログラム(企業・自治体・団体向け)
@目的
 CSV(共通価値の創造)の推進や、地域振興に関心をお持ちの企業・団体の皆様を対象に、地域への入り込み方や、ローカルビジネスの進め方を、業種を越えて共に学ぶことを目的としています。事業構想のスキルに留まらず、せとうちエリアで実際に事業を牽引する方々とも対話を重ね、つながりを築きながら地域の未来について共に考える関係性づくりも目指します。

A実施期間
 2025年7月〜2026年3月

(3)次世代せとうちトレーニングセンター/通称:次世代せとうちトレセン
@目的
 せとうち各地のコミュニティやエリアで地域活性のプロデューサーとして活躍されている方を対象に、せとうちエリアの面的なネットワークづくりと、今後のローカルビジネスの在り方の議論を通じて新たな地域活性化プロジェクトの企画につながる場となることを目指します。

A実施期間
 2025年7月〜2026年3月


■せとうちパレット人財プロジェクト実行委員会
 西日本、隔mari、潟Cンターローカルパートナーズによりローカルエリアビジネスに必要な知識を得るためのカリキュラムを、最新の事例を基に策定・監修するために委員会を構成します。

■せとうちパレットプロジェクト・アドバイザー
ふるた ひま
 古田 秘馬 さん

 隔mari 代表取締役
 東京・丸の内「丸の内朝大学」や和食を世界に繋げる「プロジェクト」など、都市と地域、日本と海外を繋ぐ仕組みづくりを数多く手掛けています。香川県三豊市でも、うどん文化を伝える宿「」を運営するほか、地域事業者で作る宿「」ではファンドを立ち上げオフバランスしたローカルを展開し、次々と地域での新たな取組みを続けています。鰍竡ゥ然電力鰍フ顧問、医療法人の理事なども兼任されています。

■株式会社インターローカルパートナーズ(人財プログラム運営)
 地域プロデューサーの育成や、ローカルビジネスが持続する事業スキームづくりを手掛けています。年にスタートしたキリン絆プロジェクト「東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト」では、日本の農業の未来を牽引する人に注目した農業プロジェクトの創出や地域ネットワークを構築。さらに年からは「地域創生トレーニングセンタープロジェクト」を展開し、全国規模で地域の食産業のつながりを生み出し、さらなる食のチャレンジや新規事業を創出しています。


【参考】「せとうちパレットプロジェクト」とは
2018年より開始した、魅力的な地域資源を多数有するせとうちエリアにおいて、新たな魅力を生み出すことで地域の活性化を目指すプロジェクト。観光高速船 “SEA SPICA” や地域産品プロジェクトなどを展開。JR西日本グループだけでなく地域や企業の皆様と共に、世界へのせとうちの魅力発信と持続可能な地域づくりを目指しています。【ホームページ】https://www.jr-odekake.net/setouchi-palette/