NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.1651 【東武】N100系 SPACIA Xが独「Red Dot Award: Product Design 2025」を受賞
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-07-09 00:51:00
                            2025年7月8日
                            東武鉄道株式会社
                            株式会社日立製作所

        新型特急車両 N100系 SPACIA Xが
    「Red Dot Award: Product Design 2025」を受賞!!

 東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区、以下「東武鉄道」)と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区)が共同でデザイン開発を行った新型特急車両 N100系 SPACIA X(以下、スペーシアX)が、「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」が主催する「Red Dot Award: Product Design 2025」(以下、 Red Dotデザインアワード)を受賞しました。
 浅草と日光・鬼怒川エリアをつなぐ新型特急車両として2023年7月15日より運行を開始したスペーシアXは、「Connect & Updatable」をコンセプトに、従来の100系「スペーシア」が築き上げてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しながら、より進化した上質なフラッグシップ特急を目指し製作した車両です。
 「Red Dotデザインアワード」は、1955年からドイツで開催される国際的なプロダクトデザイン賞で、スペーシアXが地域の特徴、建築物、文化、雰囲気などを巧みに融合させ、魅力的な旅行体験を提供している点が高く評価され、 Product Design部門での受賞に至りました。
 スペーシアXは、「2023年度グッドデザイン賞」を皮切りに様々な賞を受賞しており、今回が 7つ目の受賞となります。今後もお客様の快適性・利便性向上に取り組んでまいります。
 詳細については別紙のとおりです。


<別 紙>
 N100系 SPACIA X「Red Dot Award Product Design 2025」受賞の概要について

1 受賞車両
  東武鉄道新型特急車両 N100系 SPACIA X

2 受賞内容
 「Red Dot Award: Product Design 2025(レッドドット賞プロダクトデザイン 2025)」

3 受賞概要
 今回受賞したプロダクトデザイン賞は、その年のベストプロダクトを選出する賞であり、世界中から集まった約 40名のデザイナー、デザインを専門とした学識者・ジャーナリスト等で構成されるレッドドット審査員によって、品質、革新性、機能性、耐久性、そして優れたデザイン性等を基に評価されます。また、カテゴリーについては、ファッション、アクセサリーから家電製品、自動車、家具など 51に区分され、スペーシアXについては、「Trains and Planes(電車と飛行機)」カテゴリーで応募し受賞に至っております。

(参考)Red Dotデザインアワードとは
 「Red Dotデザインアワード」は、世界で最も重要かつ名誉あるデザイン賞の 1つとして、ドイツの Design Zentrum Nordrhein Westfalen (ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター )が 1955年から主催する国際的なプロダクトデザイン賞であり、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの 3部門で、毎年卓越したデザイン性をもつ製品が選定され、表彰されています。

                                 以 上


<参考>
      東武鉄道新型特急車両 N100系 SPACIA Xについて

1 運行開始日 2023年7月15日(土)

2 形 式 名 N100系

3 導入両数  4編成 24両(4編成での営業運転は 2024年3月16日から実施 )

4 座 席 数 212席

5 導入路線  東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線浅草〜東武日光、鬼怒川温泉駅間

6 車両概要
(1)コンセプト「Connect & Updatable〜その人、その時と、つながり続けるスペーシア〜」
 鉄道の物理的なつながりに留まらず、様々な情報やサービスを更新し提供することで、車両に乗り込んだ瞬間から、お客様それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」とつながることができ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急を目指します。
(2)車両デザイン
 現行スペーシアのフォルムを現代に進化させ、デザインに取り入れました。カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージし、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった江戸の手仕事を思わせる丁寧につくられた工芸品のような佇まいで、大切なものを包み込んでいるかのような期待を演出しています。
(3)座席
 現行スペーシアにもある個室も継承するほか、ラウンジなど新たに様々なタイプの座席を用意することで、より上質な空間を提供するとともに、幾度も乗車したくなる特急を目指します。
(4)カフェカウンター(GOEN CAFE SPACIA X)
 「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」と出会える場となるため、新しいものを積極的に取り入れ、ここでしか出会えない五感で楽しむ商品等を提供します。
(5)カーボンニュートラルな運行
 現行スペーシアと比べ、 CO2排出量を最大 40%削減します。また、運行の使用電力相当分は、全て再生可能エネルギー由来の電力に実質的に置き換え、 CO2排出量を実質「ゼロ」とします。

7 その他の受賞歴
(1)「2023年度グッドデザイン賞」
   (公益財団法人日本グッドデザイン振興会主催)
(2)「iF DESIGN AWARD 2024」(iF International Forum Design GmbH主催)
(3)「2024年ブルーリボン賞」(鉄道友の会主催)
(4)「第23回「日本鉄道賞『日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞』」」
   (国土交通省主催)
(5)「DFA Design for Asia Awards 2024」(香港デザインセンター主催)
(6)「サンゲツ空間デザインコンテスト『審査員賞』」(株式会社サンゲツ主催)

 新型特急スペーシアX(SPACIA X)特設サイト:https://www.tobu.co.jp/spaciax/

                                  以 上
撮影日:
撮影場所:
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