ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-07-26 03:17:17 |
大井川鐵道株式会社
2025年 7月25日 西日本旅客鉄道株式会社から譲り受けた12系客車5両の 報道公開を行いました この度、大井川鐵道株式会社(静岡県島田市)は、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が保有する国鉄時代に製造された急行形客車「12系」5両を、親会社であるエクリプス日高株式会社(北海道日高郡新ひだか町)の資金援助のもと、動態車両として譲り受けることになりました。本日、譲り受けた12系客車5両の報道公開および社長記者会見を行いました。 譲受車両概要 譲受車両 12系客車 5両 スハフ12-129、オハ12-346、オハ12-345、オハ12-341、スハフ12-155 譲受日 2025(令和7)年7月18日(金) 略歴 1978年(昭和53年)新製、国鉄宮原客車区(現在のJR西日本網干総合車両所宮原支所)に配置 以後、臨時・団体列車や、SL北びわこ号(2019年まで運行)の客車として活躍 12系客車お披露目会 報道関係の皆様向けのお披露目会は、以下の日程で行われました。 開催日時 2025(令和7)年7月25日(金) 10:00〜11:30 場所 車両お披露目:大井川鐵道 新金谷構外側線 社長記者会見:新金谷駅前プラザロコ 会議室 社長インタビュー要旨 導入目的 @観光列車の冷房化:近年の温暖化に対応し、冷房付き客車を導入することでトーマス号を含む観光列車の利便性を向上させます。 A新たな観光列車の創出:SL列車に加え、国鉄時代のブルートレインを再現した観光列車を運行することで、トーマス号、SL、ブルートレインの3本柱で観光客誘致を図ります。 今後のスケジュール 10月〜11月の営業運転開始を目指します。大井川鐵道の線路に合わせた整備や国の運輸局への登録手続きののち慎重に試運転を行っていきます。 活用方法 3両: トーマス号の冷房車として使用(夏期限定で機関車のすぐ後ろに連結) 2両: 黒いSLの客車として使用 ※そのほか、夜行列車・食堂車などのイベント列車でも着脱可能な装飾・備品設置をして使用予定です。 車両導入費用について 今回の車両導入は、親会社であるエクリプス日高株式会社からの資金調達によって実現しました。グループ一丸となり、地域と事業のステークホルダーの皆様と共に、全線開通に向けて邁進してまいります。 |
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