NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.1855 【東武】8/28 羽生駅のトイレを地元特産の武州正藍染デザインに
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-09-20 04:41:12
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社

                          2025年 9月19日


 地域の文化・伝統を未来へつなぎ、その魅力を発信

 地元の特産品“武州正藍染 [ぶしゅう しょうあい ぞめ] ”を活かしたデザインに
      東武伊勢崎線 羽生駅のトイレをリニューアル!


                             東武鉄道株式会社
                               埼玉県羽生市

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、羽生市との連携のもと、地域の職人の皆様のご協力を得て進めていた「東武伊勢崎線羽生駅」のお客様用トイレのリニューアル工事がこのたび完了し、2025年8月28日(木)より供用を開始しました。
 今回のリニューアルでは、羽生市と地元の藍染め職人の皆様にご協力いただき、地域の特産品である“武州正藍染”をトイレのデザインに取り入れています。お客様用トイレ内には藍染の布を、入口の壁面には藍染の木材を装飾し、伝統技術の多様な表現を楽しんでいただける空間となっています。さらに、入口付近には“武州正藍染”の紹介パネルを設置し、地域文化の魅力を発信しています。
 地域の伝統を継承しながら、訪れる皆様にその魅力を伝える施設として整備された本トイレは、地域とのつながりを感じられる場となっています。

 当社では、今後も地域に親しまれ、お客様により快適にご利用いただけるよう、お客様用トイレのリニューアル工事を推進してまいります。概要は別紙のとおりです。


<別紙>
  【東武伊勢崎線羽生駅】お客様用トイレリニューアルの概要について

1 供用開始  2025年8月28日(木)
2 所 在 地  埼玉県羽生市南1−1−62
3 設計会社  株式会社オー・エヌ・オー大野設計
4 施工会社  河本工業株式会社
5 規模・設備 27.2u(お客様用トイレ)
 ・男性用トイレ(小便器3基、洋便器2基、手洗器2基)
 ・女性用トイレ(洋便器3基、手洗器2基、パウダーコーナー1か所)
  ※男性用・女性用に簡易型車椅子利用者対応便房を1か所ずつ整備
 ・バリアフリートイレ(1室)
6 主なポイント
 〇すべての個室にウォシュレット付き便座を採用しています。
 〇簡易型車椅子利用者対応の個室には、折り畳み式ベビーチェアを設置しています。

羽生市の特産品である “武州正藍染”を活かしたデザイン
 武州染物工業協同組合と羽生市藍染振興協議会のご協力のもと、地域の特産品である“武州正藍染※ ”をお客様トイレのデザインに取り入れました。お客様用トイレ内には、ご提供いただいた藍染の布を装飾しており、鮮やかで多様なデザインの作品をお楽しみいただけます。また、お客様用トイレの入口には藍染の木材を設えしました。この木材は、職人の手によって一枚一枚丁寧に染め上げられたもので、普段は、布や糸を染める藍染めの、異なる表情をご覧いただけます。

羽生市によるお客様トイレの供用開始に合わせた自由通路の装飾
 供用開始にあわせて、市のご協力のもと、駅の市管轄自由通路において藍染めによる装飾が実施され、訪れる皆さまをお迎えしております。駅を利用される方々に羽生ならではの魅力を感じていただけるものとなっております。

“武州正藍染”について
 明治時代、武州地域(現在の羽生市、加須市、行田市)には藍染職人が営む「紺屋(こうや)」が 200軒以上もありました。その後、化学染料の普及により紺屋の数は減少しましたが、近年の自然志向の高まりとともに、再び注目を集めるようになりました。現在もその技術は受け継がれ、職人たちの手によって美しい作品が生み出されています。

                                  以 上
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 826×1375(39%表示)