NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.2590 (Re:2561) 【大井川鐵道】電気機関車けん引「普通客レ」7/8(水)7/9(木)にも運転
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-07-04 02:04:19
                            大井川鐵道株式会社
                          2026年 7月 1日


  昭和の日常へ 「普通客レ」好評につき2日間の増発を決定!
  〜令和の夜に響くELのモーター音
    窓を開ければ川根路の風、あの頃の「あたりまえ」に出会う旅〜


大井川鐵道株式会社(静岡県島田市)は通常は電車で運行している普通列車の増発便「普通客車列車(通称 客レ)について、お客様からの熱烈なご要望にお応えし、2026(令和8)年7月8日(水)・7月9日(木)の2日間、増発運転することを決定いたしました。現在、日本国内でほかに電気機関車が牽引する旅客列車が定期的に走っているのは、当社の井川線(アプト式区間)と富山県の黒部峡谷鉄道のわずか2路線のみ。鉄道ファンのみならず、昭和を知らない若年層からも「会いたい、乗りたい」との声が殺到している「奇跡の列車」がこの夏、さらなる情景を紡ぎ出します。詳細は以下のとおりです。

概要
■運転日(計10日)
 2026(令和8)年 7月1日(水)、2日(木)、15日(水)、16日(木)、22日(水)、23日(木)、29日(水)、30日(木)に加え、2日間の増発運転日を設定します。設定日は7月8日(水)、9日(木)

■編成
 (←川根温泉笹間渡) 電気機関車+オハ35-559+スハフ43-2+電気機関車 (金谷→)

■運転区間
 大井川本線 金谷駅〜川根温泉笹間渡駅 ※一部に区間運転便があります

■運賃・料金
 乗車駅間の運賃・大井川本線フリーきっぷ(SL・EL急行運転日用)でご利用いただけます。

※ 急行列車には急行料金(大人1名 1,500円、小児1名 750円 指定席)が別途必要です。
※ 急行列車に定期券でご乗車の場合、急行料金は不要です。

■予約
 新金谷 13:10発  急行「八高山51号」のみ、座席の事前予約が可能。「大井川本線フリーきっぷ」利用時は、立ち席承知にて急行料金不要。その他の普通列車は自由席のため、事前予約はできません。「八高山51号」の急行券は電話予約(SLセンター 0547-45-4112)となります

■運転時刻(主要駅のみ)
 ┌──┬───┬───┬─┬───┬─┬───┬─┬───────┐
 │種別│行 先│金 谷│ │新金谷│ │家 山│ │川根温泉笹間渡│
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │急行│笹間渡│ − │ │13:10│→│13:50│→│  13:57  │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│金 谷│15:05│←│15:00│←│14:20│←│  14:10  │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│新金谷│15:17│→│15:22│ │ − │ │   −   │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│笹間渡│ − │ │16:33│→│17:09│→│  17:17  │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│金 谷│18:33│←│18:27│←│17:48│←│  17:38  │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│家 山│18:56│→│19:03│→│19:39│ │   −   │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│金 谷│20:38│←│20:32│←│19:53│ │   −   │
 ├──┼───┼───┼─┼───┼─┼───┼─┼───────┤
 │普通│新金谷│20:50│→│20:55│ │ − │ │   −   │
 └──┴───┴───┴─┴───┴─┴───┴─┴───────┘
 ※ 新金谷 13:10発  急行「八高山51号」の停車駅:新金谷・代官町・合格・門出・福用・家山・抜里・川根温泉笹間渡
 ※行先の笹間渡の正式な駅名は川根温泉笹間渡


旅情をそそる「普通客レ」4つの体験ポイント
@ 昭和20年代生まれの名車「旧型客車」が魅せるタイムトリップ

今回は歴史的価値の極めて高い2両の旧型客車を2両の電気機関車で挟む贅沢な編成で運転します。
 オハ35 559(1946年製造):
  木目調の内装、乗った瞬間、時計の針が巻き戻っていくかのよう
 スハフ43 2(1951年製造):
  かつて東北本線の名門特急「はつかり」などで活躍した名車。
  青い車体に輝く白のラインが当時の栄光を今に伝えます
A夜へと向かうグラデーション。耳を研ぎ澄ます「音の旅」〜運転は昼下がりから、夜の帳がおりてからも
「夜間は景色が見えない?」 いえ、夜だからこそ、周囲の雑音が消え去り、電気機関車が発する重々しく力強いモーター音や車輪とレールが奏でる規則正しいジョイント音がクリアに心に響きます。梅雨の晴れ間、あるいは雨の夜。天気によっても変わるその「音色」に、どうぞ耳を研ぎ澄ませてください
B 旅の記憶を呼び覚ます「車内イベント」
●ワゴンによる車内販売(一部列車): 昔ながらの汽車旅のお供といえばこれ。瓶ビールを客車のセンヌキで「こじり」と開けて一杯やった、あの頃の記憶が蘇ります
●車内補充券の発売: 合理化の名のもとに車内改札が消えゆく現代だからこそ、車掌がひと席ずつ切符の拝見に伺います。デジタルにはない、不便だからこそ愛おしい「不便益」をお楽しみください
C往年の国鉄急行へのオマージュ、急行「八高山51号」の新設
多くのお客様で賑わう最初の1本は、事前予約が可能な急行列車として運行。
愛称の「八高山(はっこうさん)」は、かつて東北を駆けた国鉄急行「八甲田」と、沿線の福用駅から登る地元の名峰「八高山」の響きを重ね合わせ、国鉄時代へのリスペクトを込めて名付けました

■ 企画の背景:日常と非日常が溶け合う「二つの日常」
かつて国鉄時代やJR黎明期、日本のあちこちで「あたりまえ」に見られた「客車普通列車」。
大井川鐵道には、SLやきかんしゃトーマス号の陰で、静かに、しかし力強く時代を生き抜いてきた電気機関車や旧型客車があります
今回の増発は、単なる観光列車ではありません。沿線地域の皆様にとっては「日常の足としての列車」、そして観光でお越しいただく皆様には「昭和の日常を追体験できる列車」。この二つの日常を融合させ、地域の足と観光輸送を両立させる、新たな交通事業者の形を追求します
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