NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.1400 【東武】2026年度に9000系後継として新型車両90000系を導入
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-03-28 23:25:00
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社

                          2025年 3月26日


 高い省エネ性能により環境負荷低減と快適性・サービス向上を両立します!
      2026年から東上線に
   新型車両90000系を導入します!

  〜環境にやさしく、沿線の皆さまに愛される車両を目指します〜


                             東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2026年から東上線に新型車両90000系を導入します。

 本車両は、現在東上線を運行している9000系車両の代替車両として導入するもので、最新機器の搭載や効率的な機器構成により、9000系車両と比較して消費電力を40%以上削減するなど高い省エネ性能により環境負荷低減を図るとともに、お客様に快適な室内空間を提供することでサービス向上を図ります。
 また、東武グループが目指す「人にやさしく人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、東上線エリアにおける人や物流のルーツが荒川や新河岸川の“舟運”にあることに着目し、「地域と人と未来をつなぐわたし舟」をコンセプトにデザインした車両となっております。
 詳細は別紙のとおりです。


<別紙>
         東上線 新型車両「90000系」概要

1.車両形式名    90000系

2.導入両数(予定) 7編成70両

3.導入時期     2026年以降順次

4.車両概要
(1)車両コンセプト
 当社が事業計画に掲げる「人にやさしく人と地域が共に輝きつづける社会」の実現に寄与すべく、安全で快適な車両であることに加え、東上線エリアの人や物流のルーツが荒川や新河岸川の“舟運”にあることに着目し、「地域と人と未来をつなぐわたし舟」をコンセプトに掲げました。

(2)デザイン
 エクステリアは高瀬舟の船底から着想した前面下部から反り上がるように丸みを持たせた逆スラント式とすることで、今までにない印象に残る大胆な先頭形状を採用しております。また、インテリアにおいても“舟運”をイメージしたデザインを目指し、袖仕切り部には立涌柄、床には枯山水をイメージした柄を採用したほか、全体的な配色は、シンプルかつ飽きの来ない、素材の良さを活かした選定とすることで、気持ちが安らぐような落ち着いた客室空間を表現しています。
 加えて、貫通引き戸両脇部や袖仕切り部のガラス化、側引き戸窓を従来車と比較し床方向へ拡大することで、より開放的な客室空間を表現しております。

(3)環境負荷低減
 環境面においては、最新省エネ機器(フルSiC VVVF制御装置、高効率IМ、LED照明)を搭載し、消費電力を9000系車両と比較し40%以上削減するなど、高い省エネ性能により環境負荷低減を実現します。

                                  以 上
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