ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-05-03 01:02:26 |
2.さらなるサービスの向上
○ポイント 東上線、東武アーバンパークラインに新型車両を導入していきます。 ◆東上線新型車両90000系の製作 東上線に新型車両90000系を2026年以降順次導入します。この車両は「地域と人と未来をつなぐわたし舟」をコンセプトに、エクステリアは、高瀬舟の船底から着想した前面下部から反り上がるように丸みを持たせた大胆な先頭形状を採用し、インテリアは、座席端部の仕切り板等をガラス化するほか、乗降用ドアの窓を従来車と比較し床方向へ拡大することで、より開放的な客室空間としています。また、最新省エネ機器を搭載し、消費電力を9000系車両と比較し40%以上削減するなど、高い省エネ性能により環境負荷低減を実現します。2025年度は、2編成20両の車両製作を進めます。 ◆東武アーバンパークライン新型車両80000系の増備および60000系のリニューアル 東武アーバンパークラインに新型車両80000系を順次導入しています。この車両は「人と地球によりそう電車」をコンセプトに、小さなお子様やそのご家族が車内で快適にお過ごしいただけるよう「たのしーと」や、運転席背面部へ大型窓を設置しています。2024年度は、5編成の運用を開始しました。2025年度は、4編成を増備します。 また、2025年度は、東武アーバンパークラインで運行している60000系5編成をリニューアルします。 ◆駅舎のリニューアル 駅をより便利で快適にご利用いただけるよう駅舎のリニューアル工事を推進します。 2025年度駅舎リニューアル:4駅 東武スカイツリーライン 谷塚駅・草加駅・新越谷駅 伊勢崎線 久喜駅 ◆駅舎の橋上化 東武アーバンパークライン初石駅については、流山市のご支援のもと駅舎の橋上化を推進しており、2025年度に供用開始する予定です。駅舎の橋上化に合わせ、バリアフリー化された東西自由通路が整備され、駅へのアクセス向上が図られます。 ◆対話型生成AIエージェント「AIさくらさん」によるお客様案内の実証実験 多様化するニーズに合わせた情報提供と駅係員による案内業務のサポートを目的として、デジタル技術による新たなインフォメーションサービスの有用性を検証いたします。2025年4月に、対話型生成AIエージェントによるご案内サービス「AIさくらさん」を使用した実証実験を、ターミナル駅である北千住駅、柏駅、池袋駅、川越駅の4駅で開始しました。2025年度は、さらにとうきょうスカイツリー駅、東武日光駅で実施します。 ○ポイント AIを活用し、さらなるお客様サービス向上を目指します。 3.駅バリアフリー化の推進 ○ポイント ホーム柵(可動式・固定式)整備をさらに加速化し、10駅に整備します。 ★「鉄道駅バリアフリー料金制度」の活用 ホーム柵を含む駅設備のバリアフリー化を促進するため、国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、2023年3月より鉄道駅バリアフリー料金の収受を開始しました。収受した料金は全て駅バリアフリー設備の整備費等に充当しております。 ◆ホーム柵(可動式・固定式)整備の推進 ホーム柵(可動式・固定式)については、2035年度までの「鉄道駅バリアフリー料金制度」の届出整備期間においては「優先整備駅」を定め、東武スカイツリーライン(浅草・押上〜北春日部駅間)、東上線(池袋〜川越市駅間)、東武アーバンパークラインの全駅、伊勢崎線の乗換駅(久喜駅)に整備し、整備済みの駅を含め計85駅を整備します。 【ホーム柵(可動式)】 2025年度ホーム柵(可動式)整備駅:4駅 東武スカイツリーライン 西新井駅(4・5番線) 東上線 東武練馬駅・下赤塚駅・成増駅 2025年度ホーム柵(可動式)工事実施駅:5駅 東武スカイツリーライン 西新井駅(3・6番線) 東武アーバンパークライン 高柳駅・新鎌ケ谷駅 東上線 ふじみ野駅・上福岡駅 【ホーム柵(固定式)およびホーム監視装置】※4 2025年度ホーム柵(固定式)整備駅:6駅 東武アーバンパークライン 北大宮駅・南桜井駅・川間駅・清水公園駅・豊四季駅・新船橋駅 2025年度ホーム柵(固定式)工事実施駅:2駅 東武アーバンパークライン大宮公園駅・愛宕駅 ※4 ホーム柵(固定式)整備駅には、順次、ホーム監視装置を設置します。ホーム監視装置は、お客様がホーム端部に近づくと注意喚起放送を流すとともに、列車や駅に通報する装置で「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し整備します。 ※5 2020年度に北千住駅5・6・7番線のホーム柵(可動式)は整備済み。 ◆エレベーター等駅設備のバリアフリー化の推進 2025年度までにご利用者数が3,000人/日以上の駅および自治体が策定するバリアフリー基本構想の生活関連施設に位置付けられた2 ,000人/日以上の駅、計130駅(以下、バリアフリー対象駅)についてバリアフリー化を推進します。また、ホームと車両の段差・隙間縮小、トイレのリニューアル・洋式化等の推進や、既に各駅に整備されているバリアフリー設備の維持管理・更新を行います。 【エレベーターの新設】 2025年度 整備駅:1駅 東上線 朝霞台駅(南口・コンコース間) 【スロープの整備】 2025年度 工事実施駅:2駅 伊勢崎線 茂林寺前駅 亀戸線 亀戸水神駅 2025年度 設計実施駅:1駅 亀戸線 小村井駅 【エレベーターの更新】 2025年度 更新駅:1駅(2基) 東武アーバンパークライン 新鎌ケ谷駅2基 【エスカレーターの更新】 2025年度 更新駅:4駅(8基) 東武スカイツリーライン 新越谷駅2基・武里駅2基 伊勢崎線 足利市駅2基 東上線 北坂戸駅2基 【発車案内表示器の新設】 2025年度 整備駅:2駅 佐野線 佐野駅 宇都宮線 おもちゃのまち駅 【列車接近表示器の新設】 2025年度 整備駅:5駅 亀戸線 小村井駅・東あずま駅・亀戸水神駅 大師線 西新井駅・大師前駅 【駅トイレリニューアル(洋式化を含む)】 2025年度 整備駅:8駅 東武スカイツリーライン 蒲生駅 伊勢崎線 羽生駅・足利市駅 佐野線 佐野駅 日光線 新大平下駅・新鹿沼駅 宇都宮線 国谷駅 東武アーバンパークライン 南桜井駅 【内方線付き点状ブロックの整備(JIS対応化含む)】 バリアフリー対象駅においてホーム端部に内方線付き点状ブロックを設置していきます。また、設置済の駅については、 JIS規格の内方線付き点状ブロックへの改修を推進していきます。 2025年度 整備・改修駅:9駅 東武スカイツリーライン 堀切駅・姫宮駅 伊勢崎線 鷲宮駅・南羽生駅 佐野線 佐野駅 日光線 東武日光駅 越生線 一本松駅・西大家駅・武州長瀬駅 【誘導用ブロックの JIS対応化】 バリアフリー対象駅全駅に誘導用ブロックを設置しており、 JIS規格の誘導用ブロックへの改修を推進していきます。 2025年度 改修駅:12駅 東武スカイツリーライン 草加駅・蒲生駅・せんげん台駅 伊勢崎線 和戸駅・鷲宮駅 亀戸線 小村井駅 東武アーバンパークライン 北大宮駅・藤の牛島駅・南桜井駅・初石駅 東上線 大山駅・朝霞台駅 【ホームと車両乗降口の段差・隙間縮小】 ホームの先端部を改修しホームと車両乗降口の段差・隙間の縮小を推進していきます。 2025年度 段差・隙間縮小駅:8駅 東武スカイツリーライン 押上駅・西新井駅(4・5番線) 東武アーバンパークライン 柏駅・船橋駅 東上線 和光市駅(2・3番線)・東武練馬駅・下赤塚駅 |
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