| ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-10-31 01:10:13 |
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2025年10月30日
愛知県春日井市 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 一般財団法人計量計画研究所 大日本印刷株式会社 名古屋鉄道株式会社 東海旅客鉄道株式会社 春日井市MaaS推進検討会が「春日井&周辺地域限定 スマホで参加! おトクに乗りかえプロジェクト」の実証実験を実施します 愛知県春日井市、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学(以下「名古屋大学」)、一般財団法人計量計画研究所(以下「IBS」)、大日本印刷株式会社(以下「DNP」)、名古屋鉄道株式会社(以下「名鉄」)、東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」)が参画する春日井市MaaS推進検討会(代表幹事:IBS)では、公共交通の利用促進を目指し、公共交通の利便性向上の検討を進めています。このたび、春日井市内の公共交通をより便利に、おトクに使っていただくための実証実験を実施しますので、お知らせします。 1.実証実験の概要 名鉄が提供するMaaSアプリ「CentX」を活用して「事後決済QR乗車」と「マルチモーダル1利用促進」を行い、一定の条件のもとで対象の交通機関を「乗りかえ」利用する方に対し、おトクな特典をプレゼントします。これにより、公共交通の利用促進を図るとともに、お客さまの利用データをもとにした、快適で便利な公共交通のあり方を検討していきます。詳細は別紙をご参照ください。なお、本実証実験は、国土交通省「日本版MaaS推進・支援事業」の支援を受けて行うものです。 1 「複数の交通手段」を指します。 ※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。 2.実証実験の実施期間・箇所 (1)実施期間 2025年11月から2026年2月にかけ、2期に分けて実施します。 −第1期:2025年11月 4日(火)〜2025年11月30日(日) −第2期:2026年 1月13日(火)〜2026年 2月15日(日) (2)実施箇所 春日井市および周辺地域 (3)対象交通機関 バ ス:かすがいシティバス、北部オンデマンドバス、名鉄バス(春日井市内) 鉄 道:JR中央本線(勝川駅、春日井駅、神領駅、高蔵寺駅) 名鉄小牧線(間内駅、牛山駅、春日井駅、味美駅) 自転車:春日井市レンタサイクル(春日井市役所、JR春日井駅北口自転車等駐車場、JR勝川駅東自転車等駐車場) シェアサイクル:名鉄協商「カリテコバイク」(名古屋市内) その他:名鉄協商カーシェア「カリテコ」(春日井市内) 名鉄協商パーキング(春日井市内の一部)からの乗換 3.本実証実験における各社の役割 ・春日井市 全体調整、交通サービスの提供(かすがいシティバス、北部オンデマンドバス、レンタサイクル事業) ・名古屋大学 学術的支援・指導 ・IBS 計画策定、結果分析、実証実験の運営、予算管理、全体とりまとめ ・DNP 交通結節点におけるデジタルサイネージ等の提供 ・名鉄 MaaSアプリ改修、マルチモーダル利用促進タッチポイント提供、交通サービスの提供(グループ各社含む) ・JR東海 対象駅内へのデジタルサイネージ設置、交通サービスの提供 4.情報の取扱い ・取得したデータは、春日井市MaaS推進検討会が厳正な管理のもと取り扱います。 ・その他、CentX利用規約(https://share.google/5n2bqgc5axjJM1wea)に基づき、適切な取り扱いをします。 5.その他 今後、実施期間や箇所の追加・変更、また上記以外の箇所で同様の調査を行う場合は、春日井市ホームページでお知らせします。 別紙 「実証実験」の詳細 1.実施背景 ・春日井市内では鉄道が4路線整備されており、JR中央本線の各駅を起点とした路線バス網が整備されるとともに、路線バスを補完する役割として市によるコミュニティバス「かすがいシティバス」を運行しています。 ・このように公共交通機関を利用できる環境が整備されている一方で、「春日井市で継続して暮らしたいと思わない」理由の1位に「交通の便が良くない(58.4%)」が挙げられており2、これは鉄道駅沿線以外における路線バスの乗り継ぎの不便さに起因していると考えられます。 ・また、通勤・通学以外の目的におけるマルチモーダルな乗換(例えば鉄道とバスの乗り継ぎ)は市民の移動全体のわずか0.17%という調査結果もあり3、「乗換に感じる抵抗感」をできるだけ軽減する施策が求められています。 ・そこで、春日井市では交通事業者をはじめとした各社と協力し、国土交通省「日本版MaaS推進・支援事業」の支援を受けて「春日井のりかえアップデート・プロジェクト」を立ち上げました。本プロジェクトでは、以下を目指しています。 (1)市民の「乗りかえ」をおトクで快適にすること (2)乗りかえの実態を正確に把握することで、今後公共交通や乗換拠点(交通結節点)をより便利なものに再整備すること 2.実証実験の内容 (1)複数の交通手段(マルチモーダル)の利用促進・参加特典【第1期・第2期】 ・春日井版MaaSウェブサイト「move!かすがい」から、実証実験用の「乗りかえチケット」を取得して実証実験にご参加ください。 ※move!かすがい:https://maas.meitetsu.co.jp/kasugai/ ・「乗りかえチケット」とは、「CentX」内に保存される認証用チケットです。対象の公共交通機関の施設内に設置されたQRコードを読み取り、またはQRコードリーダーに読み取らせることにより、利用者が認証することで乗りかえの実績を記録します。 ・対象の鉄道やバス、レンタサイクルや一部駐車場などの交通機関から、複数の交通機関を「乗りかえ」利用する際に「乗りかえチケット」を認証した方に、対象店舗で使える100円または200円割引券をプレゼントします。 (2)「事後決済QR乗車」の導入・参加特典【第2期】 ・かすがいシティバス全線で、「CentX」を用いクレジットカード情報と紐づけた「事後決済QR乗車」を期間限定で導入します。同日中にかすがいシティバス、かつ、対象の公共交通機関を利用し、「乗りかえチケット」を認証した方には、上記割引券に加え、かすがいシティバスの運賃から最大100円を割引します。 ※詳細は春日井市ホームページ参照 https://www.city.kasugai.lg.jp/kurashi/1003481/1038127.html ※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。 2 [出典]2021年度市民意識調査 3 [出典]中京都市圏パーソントリップ調査 (3)実証実験の概要(まとめ) *伊藤注:添付画像をご覧下さい。 |
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