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No.8855 (Re:8109) 【新刊】名古屋鉄道 第7巻 瀬戸線
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2026-04-18 23:55:43
        昭和〜平成時代の名古屋鉄道 第7巻
               瀬戸線


タイトル:昭和〜平成時代の名古屋鉄道 第7巻
     瀬戸線
発 行 日:2026年 4月30日 第1刷
定  価:税込2,970円(本体2700円+税10%)
著  者:服部重敬
発 行 人:福原文彦
発 行 所:株式会社フォト・パブリッシング
発 売 元:株式会社メディアパル(共同出版者・流通責任者)
デザイン・DTP:柏倉栄治(装丁・本文とも)
印 刷 所:株式会社サンエー印刷
図書符号:ISBN978-4-8021-3573-3 C0026


発刊にあたり 服部重敬
 沿線の利用者の方々から「せとでん」と親しみを込めて呼ばれる名古屋鉄道瀬戸線については、これまで数多くの書籍が発刊されています。本書ではそれら先行文献に加え、瀬戸自動鉄道開業以来の事業報告書や鉄道省文書を精査し、これまで見落とされてきたいくつかの事実が解明できました。開業時に不調が伝えられたセルポレー式蒸気原動車が1922(大正11)年まで使用された理由や、全線電化している路線にもかかわらず、1920(大正9)年に蒸気機関車が導入された背景、外濠線堀川への延伸日時や、開業時から1917(大正6)年までに何度も場所が変わった大曽根駅の変遷などです。
 また、瀬戸線の近代化が遅れた理由のひとつとなった名古屋市営地下鉄との相互直通計画とその挫折について、故・白井昭さんの自宅に残されていたメモや名古屋市交通局が相互直通運転への考え方をまとめた局内資料をもとに、新たな知見をえることができました。
 写真については、栄町への地下線工事着工に伴い、1976 (昭和51)年2月に廃止となったお堀区間だけで44ページ、また、高架化によって大きく変貌した旧・土居下〜矢田間についても28ページの計70ページで掲載しています。これにより、昭和時代の「せとでん」の様子を可能な限り紹介することができたと考えています。なかには、昭和30年代に一時的に見られた外堀内の瀬戸電沿いに住宅が並んでいた様子など、珍しい記録もあります。
 本著は、先日、開業120周年を迎えることができた「せとでん」について、後生まで残る資料にすることができたと自負しております。ぜひ、ご高覧をいただきますとともに、お気づきの点がありましたらお教えいただきましたらありがたく存じます。

Contents

第1章 瀬戸線【栄町〜尾張瀬戸間(堀川〜尾張瀬戸間)】……………………9
 瀬戸線小史…………………………………………………………………………10
 コラム 1500V昇圧に伴う新車の搬入と600V車の搬出…………174
 コラム 貨物列車の運行………………………………………………………180
 瀬戸線の車両……………………………………………………………………186
 瀬戸線車両の変遷(1947〜2026)田中義人………………………208

第2章 名鉄高速電車変遷史−7 ミュースカイの時代……………………213
 1999(平成11)年〜現在までの優等列車の運転区間と運転期間…239


服部重敬(はっとりしげのり)
1954年名古屋市生まれ。1976(昭和51)年名古屋鉄道入社。NPO法人名古屋レール・アーカイブス設立発起人のひとりで現在4代目理事長、一般財団法人地域公共交通総合研究所研究員。1980年代にまちづくりにおける軌道系交通のあリ方に関心を持ち、世界の都市交通の調査・研究を進め、次世代型路面電車(LRT)の動向を中心に、寄稿、講演などを通じて各方面に情報を発信している。近年は「国鉄時代」「蒸機の時代」「レイル」誌などに国内外鉄道記事の寄稿や写真提供も多い。また、名古屋レール・アーカイブスを通して名古屋鉄道の記念乗車券の制作にも協力している。主な著書に「名古屋市電」(ネコ・パブリッシング/2014年島秀雄記念優秀著作賞受賞)、「名古屋市営交通の100年」「富山県の鉄道」(フォト・パブリッシング)、「汽車・電車・市電一昭和の名古屋鉄道風景」(トンボ出版)、「路面電車新時代−LRTへの軌跡」(編著、山海堂)、「LRT」(共著、成山堂)、「世界のLRT」(共著、JTBパブリッシング)などがある。

NPO法人名古屋レール・アーカイブス
貴重な鉄道資料の散逸を防ぐとともに、鉄道の意義と歴史を正しく後世に伝えることを目的に、2005(平成17)年に名古屋市で設立。2006(平成18)年にNPO法人認証。所蔵資料の考証を経て報道機関や出版社・研究者などに提供するとともに、展示会の開催や原稿執筆などを積極的に行う。本誌に掲載している白井昭氏、倉知満孝氏、J.W.Higgins氏等の写真や資料は、いずれもNPO法人名古屋レール・アーカイブスでデジタル化して保存されている。
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