NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.425 (Re:424) 【東武】1.安全・安心の持続的な提供
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-05-01 23:44:15
1.安全・安心の持続的な提供

◆鉄道立体化の推進
 踏切における渋滞や事故を抜本的に解消するとともに、高架下空間の活用等により都市の活性化や発展に寄与することを目的に、沿線4か所において鉄道の立体化を推進しています。

【とうきょうスカイツリー駅付近高架化】
 とうきょうスカイツリー駅付近(とうきょうスカイツリー〜曳舟駅間)では、墨田区が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。2024年度は、引き続き下り線高架橋工事を推進します。この事業が完了すると1か所の踏切が廃止されます。

【春日部駅付近高架化】
 春日部駅付近(一ノ割〜北春日部駅間、八木崎〜藤の牛島駅間)では、埼玉県が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。2024年度は、東武スカイツリーライン上り仮線切替え工事を実施するほか、下り仮線工事を推進します。この事業が完了すると10か所の踏切が廃止されます。

【大山駅付近高架化】
 大山駅付近 (下板橋〜中板橋駅間)では、東京都が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事について2022年度に施行協定を締結しました。2024年度は、引き続き工事着手に向け設計業務・準備工事などを推進します。この事業が完了すると8か所の踏切が廃止されます。

【清水公園〜梅郷駅間高架化】
 清水公園〜梅郷駅間では、千葉県が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。2023年度は、野田市駅新駅舎の供用開始および2面4線化が完了しました。2024年度は、事業完了に向け高架下整備などを実施します

◆車内防犯カメラ設置の推進
 車内のセキュリティ向上とテロ防止を目的として、引き続き車内防犯カメラの設置を推進します。
 2024年度 設置車両:38編成
  8000系車両(東上線・越生線で運行)      1編成
 10000系車両(東武スカイツリーラインで運行) 14編成
 30000系車両(東上線で運行)          8編成
 50000系車両(東上線で運行)         13編成
 70000系車両(日比谷線直通車両)        2編成

◆自然災害への備えの強化
 地震や気候変動のリスクに強い鉄道を目指し、高架橋柱等耐震補強や法面補強などの防災対策工事を引き続き推進します。
 2024年度 高架橋柱等耐震補強※1
  東武スカイツリーライン  小菅〜五反野駅間・谷塚〜北越谷駅間
  東武アーバンパークライン 新鎌ケ谷〜船橋駅間
 2024年度 法面補強
  東武スカイツリーライン  北千住駅構内・小菅〜五反野駅間
  東上線 成増〜和光市駅間

 ※1 高架橋柱等耐震補強の対象約9,440本に対し約8,460本が完了
    (2023年度末進捗率約 90%)。

◆踏切の安全性向上
 踏切のさらなる安全性向上を図るため、踏切せん光灯については全方向に光る全方向型への更新を推進するほか、上部・下部2層の詳細な検知が可能な踏切支障報知装置の新設を進めます。また、カメラ映像をAI処理し支障物を解析する踏切道内滞留検知装置の新設を進めます。
 2024年度 全方向型踏切せん光灯への更新:50踏切
 2024年度 詳細な検知が可能な踏切支障報知装置の新設:4踏切
 2024年度 AIを活用した踏切道内滞留検知装置の新設:4踏切
 東武スカイツリーライン 北越谷〜大袋駅間・武里〜一ノ割駅間
 東上線 ときわ台〜上板橋駅間・鶴瀬〜ふじみ野駅間

◆線路保守用車両の更新
 線路設備の安全を確保していくため、線路保守用車両を更新します。
 2024年度更新車両
  バラストスイーパー 1台
  除草薬散布車    1台
  軌道モーターカー  2台
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