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No.5119 【北海道鉄道観光資源研究会】キハ183保存でクラウドファンディング
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-01-03 17:12:14
Press Release             2018年1月1日
                       北海道鉄道観光資源研究会


   2018年3月に完全引退・全車解体危機のスラントノーズ型 キハ183
  〜北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ〜
   『スラントノーズ型キハ183保存プロジェクト』始動



 北海道鉄道観光資源研究会は、汽車旅や鉄道の模型・歴史・撮影をはじめ、様々なジャンルの鉄道愛好家による任意団体です。「地域の賑わいや、旅の味わいを感じることができる演出」を目的に、北海道の現役鉄路や鉄道遺構を含め、すべての鉄道を観光資源と捉え、それらに磨きをかけることで多くの方々に認知と活用をしたいただく活動をしています。

 キハ183系は、寒冷地である北海道向けに、1979年に開発された特急用気動車で、1981年に新しく開業する石勝線とともに、北海道の鉄道体系の「新時代幕開けの象徴」として、華々しく登場しました。デビュー当時はクリームと赤のツートンカラー。そして、国鉄時代の伝統である、逆三角形の「特急シンボルマーク」を掲げ、「特急おおぞら」は函館発・釧路行きのロングラン列車としてまさに、北海道の鉄道の代表格たる存在でした。

 青春の旅の記憶。進学の記憶。就職・転勤の記憶。家族の記憶−−。
 39年もの長きにわたり、私たちの思い出とともに活躍してくれました。

 しかしその車両が、もうすぐ 1両残らず姿を消そうとしています。博物館にも残らず、1両も保存予定がない……。それは、あまりにも寂しく、あまりにもったいないことではありませんか。そんな切なる思いで立ち上げたのが、今回のプロジェクトです。このクラウドファンディングが成功すれば、キハ183は、鉄道の町・北海道勇払郡安平町(あびらちょう=国鉄現役SL最後の「追分機関区」があった町)に建設中の「道の駅あびら(仮称)」に展示させていただけることになりました。

 当会では、2015年3月に、北海道初の国鉄交流電車711系について、クラウドファンディング(「47年間愛されて引退した北海道初の電車『赤電』を残したい!」)という手法で保存を成功させており、同じ方法でこの「キハ183系」という貴重な特急車両をデビュー当時の塗装に復元して保存し、後世に向けて活用したいと考えました。

 ただ、資金が集まり切らなければ、計画は夢と消えます。まさしく北海道の一時代を築いた特急「スラントノーズ型」キハ183。引退後は、北海道鉄道の歴史を伝えるために活用したい。みなさまの思いを、託していただけませんでしょうか。このプロジェクトについて、ひとりでも多くの方々に知っていただきたく、情報発信へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

 https://readyfor.jp/projects/kiha183ozora
 募集サイトにアクセスし、登録・ログインの上、Web上のシステムに従い入金。 期間内に第 1目標額が集まらなかった場合、全額返金。プロジェクトは中止となります。

鉄道を通じて、地域の賑わいや、旅の味わいを感じることができる演出を…
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