■ 凡  例 ■
 
 
● 全体の共通として“ - “ (半角マイナス) の表記や空欄は「不明または該当無し」の意で使用しています。
 
 
● 年月日
日付は、西暦を優先していますが、西暦と元号をなるべく併記するようにしています。
日本の鉄道が最初に開業(品川~横浜間)した明治5年5月7日には、旧暦(正確には「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」)のこよみが使われており、西暦では1872年6月12日でした。この明治5年の年末までは旧暦で、明治5年12月2日(西暦1872年12月31日)を大晦日とし、明治5年12月3日~12月30日の28日間を飛ばして、翌日(本来なら明治5年12月3日)を元旦(明治6年1月1日 = 西暦1873年1月1日)とする改暦が断行され、現行の新暦(グレゴリオ太陽暦)となりました。
このため、併記する場合は、
   明治5年     1872.06.12(明05.05.07)
   明治6年以降   1874(明07).05.11
のように記載しています。
 
 
● 該当日
廃止日は最終日の翌日としています。
実施日は以下の記載以外は基本的に確定値ですが、不確定値・推定値であることが多々あります。
”2024.03.-- ” の記載は「不明だが少なくとも2024年3月内」
”2024.03.31< ” の記載は「不明だが少なくとも2024年3月31日より前」
”2024.03.31> ” の記載は「不明だが少なくとも2024年3月31日より後」
”2025.03.度 ” の記載は「不明だが少なくとも2024年度内」の意になります。
日付の情報が[A~B]と幅を持っている場合は、「Bより前」と解釈することを基本としています。
 
 
● 事業者
同名異者は存在時期で判別できるため、特に表記上の区別はしていません。
特に記載がないものは株式会社になります。
国有鉄道の1909[明治42]年10月12日線路名称制定以後は部を記載しています。
 
 
● 路線名
路線名を持たない路線区間、および同じ路線名で複数の区間を有する路線区間には、便宜上路線名に”A,B,C…”の添字を用いて路線区間を区別しています。
1986[昭和61]年11月1日から日本国有鉄道→JR貨物で実施されているコンテナ貨物の自動車代行(トラック)輸送は、鉄道路線とは別の独立した路線区とみなしています。
 
 
● 免特許日
鉄道敷設法等にて路線が定められた行為は免許にあたりませんが、未成線を明確にするために、法が廃止された1987[昭和62]年4月1日まで国の免許線とみなしています。
 
 
● 路線の営業
仮:仮免許
未:未開業
般:一般営業(旅客荷物貨物)
客:旅客営業(国有鉄道の場合は含荷物)
貨:貨物営業(国有鉄道以外の場合は含荷物)
貸:他事業者へ資産等を貸出している路線
借:他事業者から資産等を借入れて営業している路線
委:他事業者へ営業・運転管理等を委託している路線
受:他事業者から営業・運転管理等を受託している路線
休:営業休止
止:使用停止、停止
軍:軍用
籍:戸籍のみ<例:JR東日本戸籍だが実質貨物線の路線>
非:起点、営業に該当しない、正式な距離程が設定されていない等
 
 
● 準拠法
国:国の有する鉄道
鉄:私設鉄道条例・軌道条例施行以前の国有以外の鉄道
私:私設鉄道法(1900[明治33]年9月30日までは私設鉄道条例)
軽:軽便鉄道法
地:地方鉄道法
1:鉄道事業法による第1種鉄道(鉄道線路を持ち営業もする。いわば一戸建て)
2:鉄道事業法による第2種鉄道(鉄道線路は持っていないが営業をする。いわば借家)
3:鉄道事業法による第3種鉄道(鉄道線路を持っているが営業はしない。いわば家主)
軌:軌道法(1923[大正12]年12月31日までは軌道条例や馬車鉄道を含む)
運:地域公共交通の活性化及び再生に関する法律により認定された軌道運送事業(第2種鉄道事業と同様の上下分離事業形態)
整:地域公共交通の活性化及び再生に関する法律により認定された軌道整備事業(第3種鉄道事業と同様の上下分離事業形態)
非:連絡線・仮線・自動車代行など、本データ内では鉄道路線として扱わない
 
 
● 鉄軌道の種類
普:普通鉄道
鋼:鋼索鉄道(ケーブルカー)
無:無軌条電車(トロリーバス。現在は廃止)<例:東京都、大阪市、関西電力、立山黒部貫光>
跨:跨座式鉄道(モノレール)
垂:懸垂式鉄道(モノレール)
案:案内軌条式鉄道(新交通など)
浮:浮上式鉄道<例:ドリーム開発、エイチ・エス・エス・ティ、愛知高速交通>
磁:磁気誘導式<例:(財団法人)二千五年日本国際博覧会協会>
 
 
● 軌間
軌間を mm 単位で示します。以下に略表記使用例を示します。
3線:1067mmと1435mm(片側のレールは共用)<例:山形新幹線、秋田新幹線、青函トンネル>
4線:1067mmと762mmでレールが4本<例:十勝鉄道>
異並:1067mmと1435mmが単線並列<例:山形新幹線、秋田新幹線>
側方:案内軌条式鉄道で、案内軌条が車輪の外側にある
中央:案内軌条式鉄道で、案内軌条が路面中央にある
 
 
● 線路数
停車場間の本線数になります。
1:単線
2:複線
3:3線(1.5複線)
4:4線(複々線)
5:5線(2.5複線)
6:6線(3複線)
7:7線(3.5複線)
8:8線(4複線)
10:10線(5複線)
 
 
● 動力
以下に略表記使用例を示します。
ケーブルカーでは巻揚げ機の動力を示し、以下に依らない表記もありますが、不確定値とご理解ください。
DC 500:架空線集電方式の直流電気500ボルト
DC 550:架空線集電方式の直流電気550ボルト
DC 600:架空線集電方式の直流電気600ボルト
DC 750:架空線集電方式の直流電気750ボルト
DC 1200:架空線集電方式の直流電気1200ボルト
DC 1500:架空線集電方式の直流電気1500ボルト
DC 3000:架空線集電方式の直流電気3000ボルト
dc 550:第三軌条集電方式の直流電気550ボルト
dc 600:第三軌条集電方式の直流電気600ボルト
dc 750:第三軌条集電方式の直流電気750ボルト
dc 1500:第三軌条集電方式の直流電気1500ボルト
dc 3000:第三軌条集電方式の直流電気3000ボルト
AC20K50:架空線集電方式の交流電気20000ボルト周波数50Hz
AC20K60:架空線集電方式の交流電気20000ボルト周波数60Hz
AC25K50:架空線集電方式の交流電気25000ボルト周波数50Hz
AC25K60:架空線集電方式の交流電気25000ボルト周波数60Hz
EC :電気方式の詳細不明
ST :セルポレー式自動鉄道(蒸気動車)<例:堀之内軌道>未開業
HP :馬車鉄道(軌道)
MP :人車鉄道(軌道)
圧縮GAS:<例:新潟交通>未開業
NE :上記以外の非電化(Not Electric)
 
 
● 距離
日本の鉄道では、創業時から「哩程(まいるてい)」として、イギリス由来の「マイル(哩)」「チェーン(鎖)」「リンク(輪)」が使われていましたが、現在は「粁程(きろてい)」として、メートル法の「キロメートル(粁)」が使われています。
単位の記載がない場合は km 、その他は[M][MC][MCL]を使用して記載しています。
区間距離が不明の場合は、便宜上 0 として扱います。
 
路線や駅間などの距離に関する情報量は、鉄道と軌道とでは状況が異なります。
 
鉄道については、全てを網羅しているわけではありませんが『官報』に路線や駅の開業時、駅間距離変更時に掲載があり、変遷を追うことができます。
距離単位については以下の大きな変更があります。
[ 0M00C00L ]:創業時以降
[ 0M00C ]:『官報』明治22年 7月 6日「四捨五入ノ法ヲ以テ鎖ニ止メ」(鉄道局路線の数値を掲載、日本鉄道や山陽鉄道など他の日付で官報掲載されたものもある)
[ 0.0M ]:『官報』明治35年11月12日「哩以下ハ哩ノ少数ヲ以テ之ヲ表示」(官設鉄道と私設鉄道路線の数値を掲載)
[ 0.0km ]:『官報』昭和 4年12月29日「鉄道省所管鉄道線路営業粁程左ノ通定メ昭和五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス」
 
軌道については、『官報』では特許状下付時に起業目論見の概要内容として路線距離が掲載されることが大正後期以降からみられる程度です。
『統計資料』関係や『軌道一覧』などで路線距離を確認することはできますが、時代を遡るにつれ情報量は少なくなり、明治40年頃が限界です。
駅間距離は絶望的で、解明には鉄道古文書等をあたる必要があります。
幸いにも情報のある研究資料・文献が参照できればそれらを採用していますが、それも無い場合はやむなく廃止時など状況が判明しているときから時間を遡っています。
以上の事情から、典拠の表記の差異により、[M][MC][MCL][km]の単位が混在しています(昭和5年3月31日以前でも、[0.0km]表記の路線があります)。小数点以下については、原則、典拠記載の桁数としています。
 
なお、昭和4年12月29日『官報』は鉄道省路線のみを対象としており、また『鉄道統計資料』では昭和二年度版から粁程を採用していますが、鉄道・軌道路線について[0.0M][0.0km]両単位の数値が確認できる場合は、原則として昭和5年4月1日にメートル法を採用したものとして扱っています。
 
【 「ヤード・ポンド法」の距離体系 】
Mile マイル(哩) : 1609.344m = 8fur = 80C = 1760yd = 5280ft …… アメリカで制限速度50の交通標識があったら、アメリカはマイルなので、約80kmのこと
Furlong ハロン(ファーロング) : 201.168m = 10C = 220yd = 660ft …… 日本では、競馬に特化して使われている(1ハロン=200mとして使用)
Chain チェーン(鎖) : 20.1168m = 100L = 22yd = 66ft …… 実際に鎖(くさり)<測鎖。1リンクの棒が100本つながったもの>で測っていたことに由来
Link リンク(輪または節) : 0.201168m = 0.01C = 7.92in
Yard ヤード(碼) : 0.9144m = 3ft = 36in…… 日本では、ゴルフ、アメリカンフットボール(アメフト)に特化して使われている
Foot(複数はFeet) フィート(呎) : 0.3048m = 12in…… 軌間(きかん。レール内側の幅)は、ミリでは切りがよくないが、例えば762mmは2ft6in、1067mmは3ft6in、
                            1372mmは4ft6in、1435mm(標準軌)は4ft8.5in。また、2ft6inと書いているが、2.5フィートと同じである
Inch インチ(吋) : 0.0254m = 2.54cm …… 親指の幅に由来
 
【 「尺貫法(しゃっかんほう)」の距離体系 】
寸(すん) : 0.03030m = 3.0303cm …… 「一寸法師」の名前の由来
尺(しゃく) : 0.3030m = 10寸 = 10/33m …… 1フィートとほぼ等しく、「呎(フィート)」の国字は宜(むべ)なるかな。なお、昔は身長が六尺あれば大男であった
間(けん) : 1.8181m = 6尺 …… 1間四方が「1坪(つぼ)」で、2畳(じょう)分(畳2枚)と等しく、メートル法では約3.3平方メートル(平米(へいべ)と略称)。
                「間縄(けんなわ)」は、1間ごとに目盛をつけた縄で、測量や検地に用いられた
丈(じょう) : 3.0303m = 10尺 …… 「丈六(じょうろく)」は仏像の大きさの基準で、釈迦の身長の一丈六尺に由来し、立像ならその高さ、坐像なら半分の八尺の像を指す
町(ちょう) : 109.0909m = 36丈 = 60間 = 360尺
里(り) : 3927.2727m = 36町 = 2160間 = 12960尺 …… 江戸時代の街道の距離は、江戸と京の間、124里8丁のように表記された(丁は町と同じ)
 
【 「哩程(まいるてい)」「粁程(きろてい)」の[駅間]と[累計]の、数学的ロジックによる検算の仕方 】
(1) 哩程は、1哩(マイル)=80鎖(チェーン)、1鎖=100輪(リンク)なので、[駅間]のMCLの文字を目印に、[M][C][L]の3つに分解します(該当無しのところは 0 とします)。
(2) [M][C][L]を、鎖(チェーン)に換算します。これで、十進数で加算ができます。
    例:12M34C56L→12×80+34+56×0.01=960+34+0.56=994.56C
(3) 路線ごとに、[駅間]をこの鎖(チェーン)単位で加算して、[累計計算]を出します。
(4) [累計計算]鎖(チェーン)を、[駅間]の表記に合わせて換算し、戻します。
(5-1) [駅間]の表記が「○M○C○L」で、[累計計算]が994.56Cの場合
    994.56/80=12.432を切り捨て→12M
    994.56-12×80=34.56(MOD関数で余りを計算しています)→34.56C
    →合わせて、12M34C56L となる
(5-2) [駅間]の表記が「○M○C」で、[累計計算]が3456Cの場合
    3456/80=43.2を切り捨て→43M
    3456-43×80=16(MOD関数で余りを計算しています)→16C
    →合わせて、43M16C となる
(5-3) [駅間]の表記が「○.○○M」で、[累計計算]が311.2Cの場合<このパターンは僅少>
    311.2/80=3.89→3.89M となる
(5-4) [駅間]の表記が「○.○M」で、[累計計算]が984Cの場合
    984/80=12.3→12.3M となる
(5-5) [駅間]の表記が「○M」で、[累計計算]が3600Cの場合<このパターンは僅少>
    3600/80=45→45M となる
(6) 粁程は十進数なので、路線ごとに、[駅間](単位はkm)を単純に加算すれば、[累計計算]となります。
(7) [累計計算]戻し結果と[累計]とが、完全一致しているか比較します。不一致は[駅間]か[累計]のどちらかが間違いなので、前後の駅の[駅間][累計]を参照して訂正します。
 
 
● 停車場名
複数の路線が接続する停車場について、正式な所属線区が不明な場合は、先に開業した路線の所属とします。
既設路線の停車場が存在しない場所に新規路線の接続点として設けられた停車場は、新規路線の所属とします。
 
 
● 停車場の種類
国鉄及び鉄道事業法における分類である「駅・信号場・操車場」に倣うことを基本としています。
 
「停留場」は資料等で確認できたときに使用しています。なお「仮」「臨時」など特殊なものは、適宜使用しています。
 
「臨時」については開設期間ごとの改廃とせず、新規に設置されたときに「新設」、実態が無くなる最後に「廃止」としています。
 
1947[昭和22]年5月1日までの国鉄には規定で「信号所」が存在していたため、「信号場」とは区別しています。
 
国鉄民営化に伴い実施された臨時駅等の整理の実施日は、民営化実施日である1987[昭和62]年4月1日との説もありますが、
その前日の1987[昭和62]年3月31日実施で営業関係が多数整理されていることに倣い、この日付で統一しています。
 
JR貨物のコンテナ貨物自動車代行(トラック)輸送において、拠点貨物駅との間に運行されるトラックの発着地点である
「コンテナセンター」「自動車代行輸送指定駅」「オフレールステーション」「新営業所」は、
正式には停車場ではないものもありますが、いずれも停車場とみなし、自動車代行輸送路線に所属するものとしています。
この場合の起点側隣接停車場には拠点駅を記載しています。
 
軌道線についてはすべて「停留場」または「信号所」と分類されますが、旅客を取扱わない停留場については、鉄道線に倣った表記を使用しています。
鉄道線の「停車場」と、軌道線の「停留場」とが、同一位置・同一名称で存在かつ同一構内で営業取扱を行っている場合は「停車場」を優先し(例:名古屋鉄道国府、万葉線六渡寺)、
その他の場合はそれぞれ独立しているものとしています(例:札幌市すすきの)。
 
以下に略表記使用例を示します。
駅 :一般的な駅(旅客荷物貨物のどれか又はすべてを営業)
停留:停留場(軌道はすべて停留場)
乗降:乗降場
汽専:汽動車専用乗降場
自専:自働車専用乗降場
簡停:簡易停車場
仮停:仮停車場<例:大井川鐵道横岡、阪急電鉄伊丹、山陽電気鉄道山陽塩屋(仮)>
仮留:仮停留場<例:千葉都市モノレール千葉、横浜新都市交通金沢八景(仮)、富山ライトレール富山駅北(仮)>
仮乗:仮乗降場
仮車:仮乗車場
仮降:仮降車場
船車:船車連絡乗降場
臨時:実態として臨時駅(時刻表に(臨)印無い駅も含む)<例:ガーラ湯沢、鹿島サッカースタジアム>
臨停:臨時停車場
臨留:臨時停留場<例:岡山電気軌道京橋、広島電鉄競輪場入口>
臨乗:臨時乗降場
臨仮:臨時仮停車場
季留:季節停留場
乗換:乗換停留場
暫定:暫定駅<例:金沢八景(暫)>
軍停:軍用停車場
軍仮:軍用仮停車場
進駐:進駐軍用停車場
荷客:荷客扱所
荷扱:荷扱所<例:東武鉄道佐野線北館林>
荷取:荷物取扱所
貨取:貨物取扱所
仮荷:仮荷卸場
仮臨:仮設臨港駅
臨積:臨時貨物積卸場
臨卸:臨時貨物取卸場
コセ:コンテナセンター
車代:自動車代行輸送指定駅
ORS:オフレールステーション
新営:新営業所
信号:信号場
信所:信号所
信停:信号停車場
信聯:信号聯絡所
信扱:信号扱所
聯絡:聯絡所
連絡:連絡所
合所:合図所
合取:合図取扱所
フラ:フラグステーション
ブロ:ブロック取扱所
仮信:仮信号場
仮所:仮信号所
仮聯:仮聯絡所
臨信:臨時信号場
臨所:臨時信号所
交換:交換所
待避:待避所
離合:離合所
操車:操車場
給水:給水所
水炭:給水給炭所
線班:線路班
教習:教習所
工場:工場
構内:駅構内<別称とホームがあり一般的には別駅扱いのものも含む(例:八木西口)>
定点:定点<例:竜飛、吉岡>
点 :信号場でない分岐点、免特許の分界点など<例:熊本市の水前寺線健軍線接続点、宇都宮市の宇都宮市・芳賀町境界点>
境界:境界点
分界:分界点<例:新潟交通・福井鉄道・近畿日本鉄道・北大阪急行電鉄の鉄軌分界点>
分岐:分岐点
他者:籍は他の事業者路線<例:JR旅客会社線上のJR貨物駅>
他線:籍は他の自社路線
未設:未設置(基本的に未開業線)
 
 
● 停車場の営業
一般:旅客荷物貨物の取扱
客荷:旅客荷物の取扱(カートレインも扱う駅)<例:恵比寿>
客貨:旅客貨物の取扱
荷貨:荷物貨物の取扱
旅客:旅客の取扱
荷物:荷物の取扱
貨物:貨物の取扱
休止:営業休止<例:南部縦貫鉄道七戸、山万地区センター、東京都上野動物園、ドリーム開発ドリームランド>
停止:営業停止
禁止:使用禁止
非扱:営業扱なし<例:札幌市の山鼻西線接続点、阿武隈急行矢野目(信)、相模鉄道厚木(操)>
閉鎖:閉鎖<例:立山黒部貫光の雷殿(臨)>
未開:手続上設置扱だが営業していない
 
国有鉄道以外については、正確な取扱内容を把握することが困難なことから、以下の区分としています。
旅客:旅客の取扱は確実だが、貨物の取扱が不明なもの
貨物:貨物のみの取扱
ただし確認できた場合は
一般:旅客と貨物の双方の取扱
を使用しています。荷物は貨物に含むこととし、区分していません。
 
JR貨物の停車場は以下の区分としています。
車扱:車扱貨物のみの取扱
コン:コンテナ貨物のみの取扱
貨物:車扱貨物とコンテナ貨物の双方の取扱
 
 
● 停車場の所在市区町村
駅の所在地の元データは、1968[昭和43]年12月1日に制定された「JISコード(全国地方公共団体コード)」5桁のみで持っています。
「停車場一覧」の現在日がこの制定日より前のものは、「JISコード」制定日の[昭和43]年12月1日時点の[県][市区・郡町村](字(あざ)・番地は省略)を記しています。
制定日以後については、「停車場一覧」の現在日時点における正しい[県][市区・郡町村](字(あざ)・番地は省略)を記しています。
市区町村名の単なる改称と、村→町の格上げは、「JISコード」を変えないルールがありますが、改称日以後は、改称後の[市区・郡町村]としています。
   例:富山県射水郡大島村→1969.04.01大島町
     新潟県中頸城郡妙高々原町→1969.10.01妙高高原町
     埼玉県秩父郡野上町→1972.11.01長瀞町
     兵庫県篠山市→2019.05.01丹波篠山市
なお、ホームが下り線と上り線とで所在地が違う場合は、下り線の所在地としています。
 
 
 
 
 
    ■ 参考文献 ■
 
● 基本資料
 
『官報』
 
『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』(JTB 1998年)
 
『鉄道統計資料』と表記しているもの
・鉄道局年報 :明治19~明治40
・鉄道院年報 :明治41~大正 8
・鉄道院鉄道統計資料 :大正 5~大正 8
・鉄道省鉄道統計資料 :大正 9~大正14
・鉄道省年報 :大正 9~昭和11
・鉄道統計資料 :昭和 1~昭和11
・鉄道統計 :昭和12~昭和16
・鉄道統計年報 :昭和19~
・地方鉄道軌道統計年報:昭和24~昭和29
・私鉄統計年報 :昭和30~昭和49
・民鉄統計年報 :昭和50~昭和61
 
『要覧』と表記しているもの
・地方鉄道一覧 :大正十一年または十二年版
・軌道一覧 :大正十一年または十二年版
・軌道一覧 :大正十三年四月一日現在
・地方鉄道一覧 :大正十四年六月一日現在
・軌道一覧 :大正十四年八月一日現在
・地方鉄道一覧 :昭和二年七月一日現在
・軌道一覧 :昭和二年七月一日現在
・地方鉄道軌道一覧 :昭和三年版
・地方鉄道軌道一覧 :昭和四年八月一日現在
・地方鉄道軌道一覧 :昭和七年十月一日現在
・地方鉄道及軌道一覧:昭和十年四月一日現在
・地方鉄道及軌道一覧:昭和十二年四月一日現在
・地方鉄道及軌道一覧:昭和十四年四月一日現在
・地方鉄道及軌道一覧:昭和十五年十一月一日現在
・地方鉄道及軌道一覧:昭和十八年四月一日現在
・私鉄要覧 :昭和22~昭和51(欠年あり?)
・民鉄要覧 :昭和52~平成 1
・鉄道要覧 :平成 2~
 
『一覧』と表記しているもの
・日本鉄道一覧表 :明治二十七年六月調
・全国鉄道停車場一覧:明治四十一年七月現在
・鉄道停車場一覧 :明治四十四年六月一日現在
・鉄道停車場一覧 :明治四十五年五月一日現在
・鉄道停車場一覧 :大正六年三月三十一日現在
・停車場一覧 :大正八年度末現在(日本国有鉄道百年史第六巻)
・鉄道停車場一覧 :大正十三年五月一日現在
・鉄道停車場一覧 :大正十五年五月十五日現在
・鉄道停車場一覧 :昭和二年五月十五日現在
・鉄道停車場一覧 :昭和五年七月一日現在
・鉄道停車場一覧 :昭和九年十二月十五日現在
・鉄道停車場一覧 :昭和十二年十月一日現在
・鉄道停車場一覧 :昭和二十一年三月三十一日現在
・停車場一覧 :昭和27年 3月 1日現在
・停車場一覧 :昭和41年 3月 1日現在
・停車場一覧 :昭和47年10月14日現在
・停車場一覧 :昭和60年 6月 1日現在
 
● 補完する主な資料『日本鉄道旅行地図帳(新潮社)』『図説 日本の鉄道(講談社)』『鉄道手帳(創元社)』
 
● その他、各社史・書籍・雑誌・時刻表等
 
 
 
 
 
● 最新の公開内容については 「目 次」 をご覧ください。
 
● 「海外の鉄道ファンへ伝えたい 熱い思い」
 
● 「私鉄国鉄停車場一覧」公開に際しての まえがき
 
● 「私鉄国鉄 停車場一覧」の一覧
 
● 買収私鉄一覧(「停車場一覧」対応済みの買収私鉄)
 
● 私鉄会社名のリスト 編集方針
 
● 運輸局へのリンク.html
 
 
 
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